ずっと真夜中でいいのに。【Dear Mr「F」】歌詞の意味解釈！本当に望むことは？君との関係を紐解く

ゆったりとしたリズムと切ないピアノの音が綺麗な『Dear Mr「F」』。

イントロを聴くだけでも優しい気持ちになってしまいます。

歌い始めるとちょっとした悲しさも混じり聴き終わった後は良い話を読んだ後のような感動が。

ぜひ上記の動画から視聴してみてください。

ボーカルのACAねさんの歌声のおかげで『Dear Mr「F」』はより儚い雰囲気を醸し出しています。

サビの高音は少し強く、それ以外は力を抜いた優しい声がたまりません。

ACAねさんの歌い方が素敵でずっと真夜中でいいのに。のファンになった人も多いはず。

他の楽曲とは雰囲気が全然違うので、歌唱力の高さがよく分かる曲の1つでもあります。

ピアノと歌で雰囲気は抜群に出来上がっています。

そこにより具体的で『Dear Mr「F」』の世界観を広げてくれているのがMVです。

MVを見るとより歌詞の内容が入りやすく、物語性が増します。

曲だけでも十分楽しめる楽曲ですが、MVと一緒に見るのがおすすめです。

ずっと真夜中でいいのに。は2018年にYouTubeで動画投稿をしたのが始まりです。

1作目である「秒針を噛む」は2020年3月現在で4000万再生越え。

『Dear Mr「F」』も150万再生を超えています。

今ではフルアルバムを発売したり、オリコン等では上位チャートに入っていることも。

まだ活動を始めてから2年も経っていないのにこの人気ぶりです。

それでは『Dear Mr「F」』の歌詞解釈をしていきます。

MVを見る限りだとお化けのようなキャラクターと矢が刺さっている人が登場している様子。

歌詞だと2人はどんな心情になっているのでしょうか。

引用の歌詞から状況を考えてみると主人公を見た相手は驚いて去ったようです。

このことから、主人公の容姿が驚かせるような姿なのだと推測できます。

人とは違う姿をしている主人公は自分で動ける範囲を決めているのでしょう。

その範囲が3行目の歌詞の部分です。

自分が決めている範囲から出てしまうと怖がられてしまうから。

相手を嫌な気持ちにさせてしまうと思う反面、なにより自分自身を守りたい気持ちが強いように感じます。

誰だって第三者に化け物扱いされてしまうのは傷ついてしまうものです。

自分の姿にコンプレックスを持っている主人公は誰かと会おうとしていたのでしょう。

そのために約束したものの、最後の行の歌詞からして会うことは叶わなかったようです。

主人公が待ち合わせ場所へ行ったけれど約束している人が来なかった。

または途中から主人公が会いにいくのをやめて引き返したのかもしれません。

会いたい気持ちがあるものの自分のコンプレックが邪魔をする。

コンプレックスに負けてしまった主人公は経緯がどうあれ会いたい人に会えなかったのは事実です。