【中の島ブルース/内山田洋とクールファイブ】歌詞解説!札幌・大阪・長崎…どの“中の島”が元になった?の画像

ああここは長崎 中の島ブルースよ

出典: 中の島ブルース/作詞:斎藤保 作曲:吉田佐

サビで中の島が出てきますが、実際は中島川です。

やはりラブロマンス現実の境目には川があります。

ご当地愛に免じて中の島ということにしてください。

三連符といえばクールファイブ

【中の島ブルース/内山田洋とクールファイブ】歌詞解説!札幌・大阪・長崎…どの“中の島”が元になった?の画像

内山田洋とクールファイブの曲にはある特徴があります。

それは三連符を多用していることです。

バンドマン業界というのがありまして。

歌謡曲のバックバンドを務める方々を総称して、そのように呼びます。

このバンドマン業界では、三連符といえばクールファイブ

といわれるくらいです。

ちなみに、三連符とは、「タタタ、タタタ、タタタ、タタタ」で表現されます。

四分音符を3つに分けて1小節で12回リズムを刻みます。

有名な曲では、プラターズ「オンリーユー」です。

三連符はゆっくり演奏するとのんびりした曲調になります。

日本人には非常に受け入れやすいのが特徴です。

 

もともとは札幌限定のご当地ソングだった!

【中の島ブルース/内山田洋とクールファイブ】歌詞解説!札幌・大阪・長崎…どの“中の島”が元になった?の画像

この「中の島ブルース」はもともと北海道札幌市だけの限定ご当地ソングでした。

最初に歌っていたのは札幌でデビューした「秋庭豊とアローナイツ」です。

札幌のキャバレー専属バンドという点はクールファイブと似ています。

似たような境遇もこの曲を選んだ理由なのでしょう。

でも、クールファイブがこの曲を選んだきっかけ。

それはこの曲も三連符の曲ということが大きな理由でしょう。

そもそもクールファイブのデビューにして最大のヒット曲もそうなのです。

曲名は「長崎は今日も雨だった」

この影響があるため、同じ三連符の「中の島ブルース」も大ヒットしました。

あの有名なバックコーラスの「ワワワ、ワ~」がそうです。

さらにヒットの要因としては出身地が長崎ということも影響していますね。

クールファイブは長崎のキャバレーの専属グループで非常に有名でした。

「中の島ブルース」の3番は長崎です。

さぞ地元の強い応援があったのだろうと想像できます!

最後に

【中の島ブルース/内山田洋とクールファイブ】歌詞解説!札幌・大阪・長崎…どの“中の島”が元になった?の画像

いかがでしたか?

中の島は以外にありそうな地名ですが、なかなかそのままとはゆかないようです。

もともと、札幌限定のご当地ソング。

これを全国展開したのですから多少は無理がありますね。

でもここまで有名になると、本当に中の島があるような錯覚に陥ります。

地元の人も結構困ったのではないでしょうか?

今じゃ大問題でしょうが、当時はおおらかだったのですね。

さて、OTOKAKEではその他にも色々な曲の解説がひしくしめいています。

ホーム画面の左上の3本線をクリックすると、サイトの検索画面に飛びます。

気に入ったワードを入力してどんどん探してみてください。

今回は前川清の昔の奥さんの藤圭子の記事を紹介します。

当時は売れっ子同士の結婚で、世間は結構大騒ぎしました。

今に例えればジャーニーズの誰かとAKBの誰かが結婚したくらいの衝撃です。

また歌唱力のある実力派が多く存在していた時代でもありました。

その中でも群を抜いた歌唱力を持つ藤圭子の記事はなかなか読みごたえがあります。

ぜひ下記のリンクをクリックして記事を堪能してください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」は数ある「夢は夜ひらく」のヴァージョンの中でも出色の出来で有名です。この曲がなぜ時代を越えて愛されるのか? その秘密を歌詞と歌手・藤圭子、そして作詞家・石坂まさをの人生を紐解きながら探ってみましょう。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね