氣志團とは?
綾小路翔がフロントマンのバンドです
1997年に千葉県木更津市で綾小路翔(あやのこうじ しょう)をフロントマンとして結成されました。
2001年に、「One Night Carnival」でメジャーデビュー。スマッシュヒットし、一躍、有名なバンドになりました。
ひと目見たら忘れられない金髪リーゼント。
1980年代の不良のシンボル、学生服を変形した長ランにドカンのスタイルで活動してきました。
デビュー当時は、どんなキワモノバンドなのか、怖そうなど思われていたようです。
しかし、そんなことみじんもなく、ボーカル、綾小路翔の明るく、人なつっこい愛されるべきキャラクター、キレのあるトークなどでテレビのバラエティにも出演しました。
氣志團は、今年で結成20年を迎えました。
現在、メンバーは早乙女光(ダンス)、西園寺瞳(ギター)、星グランマニエ(ギター)、白鳥松竹梅(ベース)、白鳥雪之丞(ドラム)の6人です。
白鳥雪之丞は病気治療中のため、無期限休学という形をとっています。
叶亜樹良(ドラム)はサポートメンバーです。
綾小路翔は、DJ OZMAとしてソロでも活躍したり、矢島美容室というユニットでも活動していました。
DJ OZMAで、紅白歌合戦で騒動を起こしてしまったことなどありましたが、今は過去の話です。
その後、氣志團は、極東ロックンロール・ハイスクールというイベントで、あらゆるアーティスト、バンドと対バン形式でコンサートを開催したり、氣志團万博というロックフェスティバルを2003年からはじめ、年々規模を大きくし、今年は、千葉県袖ケ浦市袖ケ浦海浜公園にて、2日間開催されました。
「仮面ライダーゴースト」の主題歌に氣志團が!
2015年10月4日から放映された特撮ヒーロードラマです
「仮面ライダーゴースト」は2015年10月4日から2016年9月25日までにテレビ朝日系にて放映された特撮ヒーロードラマです。
仮面ライダーシリーズの第17作目にあたります。
主人公、天空寺タケル役は、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを取った沖縄出身、西銘駿(にしめ しゅん)です。
仮面ライダーシリーズは、いつの時代、世代にも子どもから大人まで、人気のある特撮ヒーローものです。
近年は、イケメンの主人公にママたちがハマってるなんてことも。
主題歌は、過去にも、布施明といった大物歌手から、相川七瀬、大黒摩季、土屋アンナ、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔、などが担当しています。
まさか、あの不良グループ(?)氣志團が、と思われる方もいらっしゃったかもしれませんが、彼らの歌う「我思う、故に我ら在り」は、仮面ライダーゴーストの世界観を表しながら、氣志團のキャラクターも併せ持っためちゃカッコイイ曲です。
氣志團「我思う、故に我ら在り」
正義のヒーローものらしく爽快でカッコイイ、明快な歌詞で、みんなで歌いたくなるような楽曲です。
ジャケットは「西部警察」を彷彿とさせる劇画調なデザイン。
こちらは、ミュージックビデオのDVDがついています。
作詞作曲は、綾小路翔です。
「我ら思う、故に我ら在り」の歌詞をみてみましょう
涙が溢れるのは 君が傍で微笑むから
抱きしめたくなるのは 君が傍にいるから
なぜ生まれて来たかなんて
考えても わからないんだ
だから生きる
魂 燃やし 生き抜いて
見つけ出す いつか
同じ時代に今 出逢えた仲間達よ
我ら思う、故に我ら在り
新しい歴史に 漕ぎ出せ仲間達よ
我ら思う、故に我ら在り
人生は誰も皆 一度きりさ
思いのままに
出典: http://www.kasi-time.com/item-77780.html
タイトルは、どこかで聞いたことがあるような… と思われた方もいるかもしれません。
デカルトの提唱した有名な命題、「我思う、故に我あり」(コギト エルゴ スム)を思い出します。
16世紀の哲学者デカルトの提唱した有名な命題です。
愛しい君がいるから、涙があふれ、抱きしめたくなる、その思いには理由がないのです。
そこに存在するから、そう思う、それは何度も何度もいくら考えても、着地することなく、とても自然なこと、思いなのです。
心が震えるのは 君が強く見つめるから
命が輝き出す 漲るんだ 力が
人は死ぬよ 必ず死ぬ
いつか君も 俺も死ぬんだ
だからせめて
生きてる間ぐらいは
一緒にいてくれよ
「俺が守っからよ」
出典: http://www.kasi-time.com/item-77780.html
「仮面ライダーゴースト」は第1話で主人公が殺されてしまい、幽霊となって仮面ライダーに変身するという、死んでしまったヒーローという奇抜なものです。
この楽曲のテーマは、生と死かと思われます。
「人は死ぬよ」という事実を知れば知るほど、生きる力が漲り、「魂 燃やし 生き抜く」のが人間なのです。
まるで、主人公の天空寺タケルが歌っているようにも思われます。
この曲はオリコン4位と氣志團の自己最高、同タイとなりました。
こちらのジャケット違いは、氣志團のカラーが全体から出ていて、モノクロのデザインでカッコイイですね。
あおっているようなメンバーの表情は、お前ら生きろ! とでも言っているようでもあります。