目が覚めてふと左を見ても 君がいるわけなんてないよね
君のぬくもり残るこの部屋に いられず街へと歩く
たえきれぬ孤独の中で もう君の事しか考えられない
もう一度だけ僕の 本当の気持ち伝えたいよ
出典: LOVE SONG/作詞:山下智久 作曲:山下智久
目覚めた時に、横に好きな人の寝顔があったらどんなに幸せなことでしょう。
彼女とは一緒に暮らしていたのが分かりますね。
けれど相手の彼女は今はいないのです。
2人でいた空間には、未だに彼女の温もりが残っている。
彼女がいた、そして失ってしまったというその事実にいたたまれず、わざと部屋を出たのでしょう。
好きな人が傍にいないということは、とても淋しく孤独なもの。
それは物理的な面もあるでしょうけれど、気持ちの面も大きいと思われます。
失った彼女の存在が大きすぎて、何をするにも相手のことばかり考えている。
無理かもしれないけど、できるならちゃんと本心を伝えたいのです。
真摯(しんし)な気持ちが伝わってきて、胸が痛くなります。
許してほしい
だからもしもまた偶然 どこかで会えたら僕は君に言うよ
「自分勝手でゴメンね 君がいなきゃダメだよ」と
会えない時間にくずれた愛の分だけきつく抱きしめるから
こんなわがままな僕を 許してくれないか…
出典: LOVE SONG/作詞:山下智久 作曲:山下智久
2人は、会えない時間が続きお互いを繋ぐ心の糸がほつれていったようですね。
主人公は、自分から連絡をするほどの勇気までは持ち合わせていないのでしょうか。
連絡をしてはいけないと思っているのかもしれません。
それでも、主人公は相手に傍にいてほしいと願っています。
ここまで真摯に言われたら、きっと相手も許してくれるはず。
彼女がやっぱり大事
会えない時間にくずれた愛の分だけきつく抱きしめるから
たとえ何が起きたって離したりはしない
きっと君よりもいい女性(ひと)なんてもういない
今やっと気付いた だからもう一度僕のそばにいてくれないか…
そしていつの日か君と永遠の愛の誓いを
出典: LOVE SONG/作詞:山下智久 作曲:山下智久
再会できたら、きっと今度は離れずに大事にしてくれるのだろうと、信じられるでしょう。
失ってから、彼女がどれだけ大きな存在なのかに気付いたのです。
他の誰でもなく、彼女がいいということ。
また、主人公は彼女との将来をも考えていることも分かりますね。
それほどまでに、彼女が大事で仕方ないのです。
アルバム『TOUCH』とは?
『TOUCH』というアルバムは、デビューシングルの『NEWSニッポン』から3rdの『チェリッシュ』まで収録。
シングル曲だけでなく、アルバム曲のクオリティーが高いのも特徴でしょうか。
R&Bテイストのある『I・ZA・NA・I・ZU・KI』や、ポップな『きらめきの彼方へ』などもあります。
また、『ずっと』という楽曲は手越さんと増田さんが歌っているのです。
これぞテゴマスの前身といった楽曲になるでしょう。
『柔らかなままで』は、ケツメイシのRyojiさんが楽曲提供したとのこと。
なので、ケツメイシテイストも感じられるかもしれませんね。
『恋焼け』に関しては、ロックナンバーで錦戸さんのカラーが濃いのだとか。
当アルバムはジャニーズらしさのある王道の作品になっています!
『LOVE SONG』だけでなく、全曲聴いてみてくださいね。
チャートや特典DVDについて
『LOVE SONG』が収録されている、アルバム『TOUCH』のチャートを見てみましょう。
発売の初週で16.4万枚を売り上げているのが、この作品。
オリコンアルバムチャートにおいて、週間1位を獲得しています!
これによって、NEWSはメジャーデビューシングルの『希望~Yell~』以来、4作続けて1位になっているのです。
初回限定盤には特典DVDが付き、14曲となっています。
通常盤ではボーナストラックが追加されていて16曲という構成です。
特典DVDは、まず『PRIVATE MOVIE』が収録されています。
「NEWSプライベートパーティー」が行われた際に、公開されたものです。
メンバーが各々、カメラを彼女に見立てて話すスタイルなのだとか。
デートをしつつ将来の夢などを話してくれているそう。
ファンにはたまらないムービーでしょう。
『CONCERT』は、2005年初春開催の『NEWSnowCONCERT』の映像になっています。
その中で、『夢の数だけ愛が生まれる』が収録されているいうことです。
『MESSAGE』は、メンバーが皆一言ずつ初めてアルバムをリリースすることについて語っています!
NEWSファンにはたまらない特典DVDになっているということですね。
ただ、通常盤もボーナストラックが含まれているため、お得になっています!
最後に一言
いかがでしたでしょうか。
『LOVE SONG』はシングル曲ではないのですね。
山Pが学生の頃に作ったということで、その才能に驚かされます。
山Pについては、NEWSを離れていますのでNEWSとして離れてからは楽曲を出していません。
それでも、NEWS時代も良いソロ曲を残してくれています。
ソロアーティストとしても、今後もますます活躍してほしいですね。