Killing Me 壊れそうなくらい甘く接吻て
きっと夢は醒めない この世界をとめて
いつまでも くずれない
愛を今 見つけたから Ah Broken Time
出典: Killing Me/作詞:hyde 作曲:hyde
1番の歌詞で「Killing Me」は“耐えられない”というスラングだと言いました。
しかし、この2番目のサビと歌詞のモデルとなったキャラクターを考えると、違った意味も浮かんできます。
「自分を殺してくれ」という直訳の意味も決して間違いではないのです。
「いつまでもくずれない愛」とはhydeさんの言葉を借りるのなら「死後も永遠に想い続ける」こと。
死んでしまえば、その人間の時は止まってしまいます。
愛する気持ちも変わることがなく、一途に思い続けることができる。
(幽霊に気持ちの変化があるのかは分かりませんが)
また、愛していた相手の気持ちも自分につなぎとめておける。
そんな風に主人公は考えたのではないでしょうか。
Killing Me 壊れそうなくらい甘く接吻て
きっと夢は醒めない この世界をとめて
決して君が傍に居なくなる前に
Kiss Me 壊れそうなくらい甘く接吻て
いつまでも とけていたい
瞳は あけないで Ah Broken Time
出典: Killing Me/作詞:hyde 作曲:hyde
人の気持ちは移ろいやすいものです。
特に恋心は、何気ないことで燃え上がったり、冷めてしまったりします。
だからこそ主人公は「君が傍に居なくなる前に」永遠の愛を手に入れたかったのでしょう。
「瞳はあけないで」という部分を最後に聴くと、死が連想されてちょっと怖いですね。(笑)
最後に
実は永遠の愛と社会風刺を歌った曲だった!
hydeさんが得意とする疾走感と退廃的な愛、そして新たに挑戦した社会風刺。
『Killing Me』はそれぞれが組み合わさった内容でした。
歌詞を書くのに苦労され、自身でも「何が言いたいか分からなくなった」と語っていた本作。
最終的にちゃんと意味が通じるように仕上がっているのは流石ですね。
語感がかっこいい歌詞ですが、意味を頭に入れた上で改めて聴いてみると良いかもしれません。
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