「色あせた世界」から脱却するための第一歩。
自分一人では中々踏み出せなくても、友達がいれば簡単に踏み込むことが出来るのです。
羽ばたく心
キミに貰ったこの翼で 風を摑んでくの
きっと どこまでだって一緒に 高く飛べそうで
重ねた想い描(えが)く軌道は 明日(あす)へ向かってくの
ずっと 追い続けていたい この夢を
Ah…Ah…
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
青春への第一歩を踏み出したならば、次はずっとその青春を味わう時です。
青春といえば、何故か「無敵感」のようなものがありました。
その様子を描いているのではないでしょうか。
「今」を楽しめば、楽しい「未来」が作れるのです!
現われる恋心
キミ色に染まる心が 高鳴って切なくなるの
いつの間にか 抱えきれないほど たくさんのひとつ
少しだけ先行(ゆ)く背中 見ていると不安になるの
その瞳に 私が映るまで 歩幅を詰める
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
もう一つ、青春といえば「恋愛」です。
作品自体が「恋愛」となっているので、ここではその世界観を表していますね。
「たくさんのひとつ」というのは、色んな顔をする「好きな人」のことかもしれません。
好きな相手がどこかに行ってしまう不安を描いています。
一秒ごとに 変わっていくリズムを 二人で感じて
走り出す 新しい場所へ 今
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
自覚してしまえば、次々と現れる恋心。
二人ともが意識してしまえば、それはもう新しい世界の幕開けです。
二人で想い描く未来
キミの願った希望が 風を掴んでくの
きっと どこまでだって一緒に行ける気がしてた
重ねた想い描く軌道は 明日へ向かってくの
ずっと追い続けてね その夢を
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
1番のサビとは微妙に違う2番のこのサビ。
恋人となった二人が想い描く未来をここでは描いているのかもしれません。
友達だった1番とは違った関係性がここでは見えています。
切ない気持ち
どうしてキミはそんなにも 泣きそうな顔をしてるの
振り返ってばかりじゃ 躓いちゃうよ?
踏み出す勇気の出し方 教えてくれたのはキミなんだよ
ねぇ…ねぇ…笑っててよ 今
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
二人の未来に暗雲が立ち込めたこの歌詞。
ここでは、「風夏」の世界を如実に表しています。
作詞を作者本人が手掛けているだけありますね。
作品のネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、作品になぞらえるとこの部分はシリアスな展開の時でしょう。
塞ぎ込んでいる主人公を?咤激励するような姿が描かれています。
ずっと一緒に
私の描いたキミの夢 色づき始めるの
きっと すぐ傍にいるから ねぇ気づいてよ。
重ねた想い描く軌道は 未来(あす)へ向かってくの
ずっと 聴かせて欲しいから その声を
Ah…Ah…
出典: ワタシノセカイ/作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND
想いが胸の中に宿りましたね。
1番2番のサビと違うところは多々ありますが、一番重要そうな箇所は「未来」でしょう。
今まで「明日」と呼んでいたのが、「未来(あす)」となりました。
近い未来よりも遠い未来を想像しているのかもしれません。
それほど、胸に宿った想いは深いのでしょう。