マクロスFの代表曲!
物語のキーにもなった大切な楽曲「アイモ」!
「アイモ」はロボットアニメ、マクロスFの劇中歌としてリリースされ話題を呼びました。
牧歌的な音楽が独特の魅力を作り、異色の存在として人気を得た「アイモ」。
そのため多くの人気曲を輩出したマクロスFの中でも、特に印象的に感じる人が多くなっています。
また「アイモ」は物語のキーとなる役割を果たし、作中でも特別な扱いをされた楽曲です。
マクロスFを視聴していた人にとって「アイモ」は、その音楽性以上の価値を持つことがあるかもしれません。
もちろんアニメを視ていなくても、楽曲単体の魅力が薄れることはないのでご安心を。
それでも本当に「アイモ」の良さを知るなら、マクロスFについての知識は多少持っておいた方が良いでしょう。
「アイモ」ってどんな歌?
歌っているのはメインヒロインの1人であるランカ・リー!
「アイモ」は、マクロスFのメインヒロインの1人であるランカ・リーによって歌われる劇中歌です。
ランカ・リーは作中でデビューしたてのアイドルとして活躍し、やがて超時空シンデレラと呼ばれるほどの影響力を持つ歌手として成長します。
「星間飛行」や「放課後オーバーフロウ」といった楽曲をアニメの中で披露し、実際にCDとして販売まで行っているのです。
「アイモ」はそんなランカ・リーにとっての、幼い頃の記憶に残っている不思議な歌という立ち位置で登場します。
そのため「アイモ」はたびたびアニメの中で歌われ、物語終盤になるまでかなりの存在感を放つ楽曲となっているのです。
「アイモ」は求愛の歌?
「アイモ」というタイトルには、「あなた」という意味が込められているそうです。
作中に登場する敵バジュラにとっては求愛ソングであり、物語を最終局面に進めるきっかけとなりました。
マクロスFは全体的に恋愛色の濃い作品であるため、ヒロインが歌う「アイモ」には、上辺以上に特別な感情が込められていたのでしょう。
子供が歌うような曲調に隠された事実に、アニメを視聴していた人たちは驚かれたかもしれません。
そういった意外性があったからこそ、「アイモ」は今でも他の楽曲とは違う魅力を持っているのでしょう。
「アイモ」には別バージョンも存在する?
作中キャラクターが歌う別バージョンにも注目!
ランカ・リーがソロで歌う本家の「アイモ」以外にも、複数のバージョンがリリースされています。
伴奏が追加された「アイモ~鳥のひと」や、戦闘曲用に編曲された「アイモ O.C.」など、アレンジによって生まれ変わったものがいくつか。
他にもランカ・リーの母親が歌う「アイモ~こいのうた」、もう1人のヒロインであるシェリル・ノームが歌うバージョンも発表されています。
元の「アイモ」とはまた違った魅力があるので、ぜひ聴き比べてみてください。
「アイモ」の歌詞に意味はあるの?
実は意味がわかっていない!?
実は「アイモ」の歌詞は、明確な意味がわかっていないのです。
作詩の名義になっているGabriela Robinは、ガブリエラ語という造語を使って「アイモ」の歌詞を作りました。
そのため傍から見ると、何の意味もないカタカナが並んでいるように見えてしまうのです。
それでも「アイモ」の歌詞は音として優秀であり、聴いている人に心地よさを与えてくれます。
歌詞を追いながら聴いてみると、その言葉の意味よりも、音の気持ち良さを再確認できるかもしれません。
これまではなんとなく聴き流してきた人は、ぜひ歌詞をチェックしてみましょう。
アイモ アイモ
ネーデル ルーシェ
ノイナ ミリア
エンデル プロデア
フォトミ
ここはあったかな海だよ
出典: https://twitter.com/macrossf_song/status/938699226216775680
最後の文章以外は、まったく意味不明であるといっていいでしょう。
しかし口ずさんでみるとわかりますが、非常に口当たりの良い言葉で固められているのがわかります。
「アイモ」独特の歌詞には、気軽に歌えるような魅力がこもっているのかもしれませんね。
このような歌詞は他にないため、自分なりの解釈を行っている人もたくさんいます。
「アイモ」に聴き惚れたなら、1つ1つの言葉を分解してみるのも面白いでしょう。