ファンの子供時代ともとらえられる
もう1つの解釈を付け加えると、これはファンの子供時代とも考えられます。
ファンもいろいろな子供時代を過ごしてきたことでしょう。
友達と自転車でどこかに行った経験がある人も多いはずです。
有意義な青春時代を過ごしてきたファンが、大人になって熱狂できるのがももクロ。
キラキラと輝いているももクロを見ながら、そんなことまで考えてしまいました。
いろいろな解釈が成り立つ魅力的なMV。
ファンのみならずとも楽しめる映像となっています。
歌詞もちょっぴりチェック
大人目線の歌詞
8月のステーション
右も左も分からなかった僕たちが
今じゃ手と手取り合って
同じ景色を見てるって
すごいことじゃね
それに何より僕らは
妙に気の合う遊び仲間だったりして
何気ない日々を過ごしてた
出典: Re:Story/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners
真夏の暑い日々。
今遊んでる友達とずっと一緒にいるかなんて、子供の頃は考えてもいません。
しかし、子供時代を過ぎ、大人になったときに振り返ってみるとその楽しさが妙に蘇ってくるのです。
ここは、大人になってから子供時代を振り返っている歌詞だと考えられます。
曲が少し大人っぽいのも、大人目線の歌詞だからかもしれません。
子供の頃に遊んでいた友達と、ずっと一緒に同じ夢に向かって進んでゆく人はあまり多くないでしょう。
しかし彼らはそんな数少ない人たちの1人なのです。
電車に揺られた記憶
鈍行列車に揺られ揺られて
たわいないことで笑い合って
光と音とを放ち続けてる
街に背を向け出かけよう
出典: Re:Story/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners
子供の頃の何気ない風景が妙に懐かしく感じられることはあるもの。
ここでも子供の頃に電車で旅に出たときのことを懐かしく振り返ります。
特に何かしなければならないこともなく、ゆっくりと旅に出るあの気分。
雑談しながらたくさんの光や音が見え隠れするあの景色。
電車に乗ったことがある人なら、カラフルに思い描くことができるでしょう。
意味のない冒険の大切さを歌う
意味なんか後で
リズムに身を任して
不安をもつき飛ばして
陽の光浴びて
狭い狭い世界だからこそ手を繋ごう
出典: Re:Story/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners
大人になると何もかもに意味を持たせたくなります。
しかし意味なんか子供には関係ありません。
意味なんて後から大人がこじつけたもの。
それになんの意味もないことは子供たちが直感で知っているのです。
ここは心のままに思い切り遊び切る子供たちの姿が想像できます。
MVに登場する子供たちの世界は、4人だけです。(後にもう1人入りますが……)
大人の目もなく4人しかいないのだから、必死で協力しなければなりません。
こういう冒険を通して子供はどんどん成長していくものですね。
人生を再現した歌詞
バカらしく美しいままの
時間の在り処を
僕は忘れちゃいないから
問わず語りでごめんね
あるがままの言葉で
いつか前に進んでいけるだろう
Yeah Yeah
Re:Story Of My Life
出典: Re:Story/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners
「バカらしく美しい」という表現が絶妙ですね。
子供時代の美しさをそのまま表したような言葉。
素晴らしい子供時間を忘れていないももクロは、きっと前に進んでいけるはずです。
サビの最後は「Re:Story Of My Life」という言葉で終わります。
直訳すると、私の人生の再ストーリー。
やはりMVはももクロの人生を再現したものと考えると自然ですね。
5ヵ月連続新曲配信!
真夏の素晴らしい子供時代を表現した「Re:Story」。
この曲は実は5ヵ月連続でリリースされる新曲の1曲目なんです。
ももクロは、2018年8月から12月まで毎月新しい曲をリリースします。
配信シングルとして新たなももクロを毎月見ることができるのです。
そして2019年5月17日には5thアルバム「MOMOIRO CLOVER Z」の発売も決定!
2019年まで発売がスケジュールされているなんてすごいですね。
ファンにとってはうれしい限りでしょう。