暗い女性像であっても、そこは女性。
あくまでも孤独であろうと女性である以上は「花」なのだと伝えています。
恋も愛もそこにあるのだと伝えているのです。
孤独とはいえ自立した女性が恋愛を謳歌する姿。
とてつもなく美しい「花」の姿です。
何処で生きても いつか散る
出典: 女のブルース/作詞:石坂まさを 作曲:猪俣公章
藤圭子はなぜ自ら死を選んだのか?
その理由を私たちは知ることができません。
しかし女性の生涯が「花」ならば、いずれ必ず「散る」日が来るのはひとつの摂理です。
私たちは限られた生に想いを馳せながら、藤圭子という稀代の歌い手の声に耳を傾けて対話する必要があります。
そしてできればこの「女のブルース」を口ずさみ継承していきたいです。
ブルースというものはすべて口伝えで継承されて生命の線を永く伸ばすものなのですから。
OTOKAKEで振り返る藤圭子と彼女の光
OTOKAKEにはぜひ続けて読んでいただきたい記事があります。
まずは「女のブルース」に続くシングル「圭子の夢は夜ひらく」の歌詞の徹底解説。
「女のブルース」の暗い世界観をより推し進めたような歌詞が衝撃です。
藤圭子【圭子の夢は夜ひらく】歌詞の意味を紐解く…続くのは辛い人生…夢だけに託した想いが切ない - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
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愛娘・宇多田ヒカルが母に捧げた歌
次に藤圭子の愛娘・宇多田ヒカルが藤圭子に捧げた歌「嵐の女神」の歌詞の解説です。
藤圭子の死後、宇多田ヒカルが夜ごとYouTubeで藤圭子の動画を漁っていたエピソードを想い出します。
ぜひ読んでいただきたいです。
【宇多田ヒカル/嵐の女神】歌詞解釈!母への複雑な想いが込められて…最後のフレーズが意味するものとは? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
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