アルバム「smart」の5曲目に収録
2014年6月18日に発売されたアルバム「smart」。
その5曲目に「切なさ、ひきかえに」が収録されています。
この「切なさ、ひきかえに」が本当に胸キュンしてしまう曲なのです。
この気持ちわかるなと共感する人も多い事でしょう。
「切なさ、ひきかえに」はダンスも歌もとにかく美しいという印象があります。
流れるようなダンスで、人数が多い事がまたキレイに見せているのです。
そして、しっとりとしたバラードで聴き入ってしまう人も多い事でしょう。
また、「切なさ、ひきかえに」はお蔵入りとなった曲です。
真相は語られていないため省きますが、それがまた伝説と化しファンの心に大きく残っています。
いつかまた復活するのではないかという期待が心を躍らせます。
しかし、中には復活してほしくない人もいるようです。
たくさんの声がある中、ファンの心の片隅にいつもある曲なのでしょう。
「切なさ、ひきかえに」の歌詞を解説
思いは募るばかり
愛しいくるおしい 壊れるほどに
愛しいくるおしい 壊れそうなほどに
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
同じ意味の言葉を2度繰り返しています。
その思いがどんなに強いものなのかが伝わってくるでしょう。
そして、その表現からは楽しい恋とは言えない様子もわかります。
楽しい恋はたくさんあるでしょう。
しかし苦しい恋はもっと多いのではないでしょうか。
そのため、苦しい恋に共感する人はとても多いでしょう。
自分の苦しい恋を思い浮かべてもう一度歌詞を見てみます。
胸が締め付けられる思いが蘇ってきませんか?
苦しい恋だからこそ相手への思いも募るものです。
歌詞の始まりからいきなり心に響いてくる曲だとわかります。
手のひらで転がされて
ピンからキリヘと ほら感わす
艶やかなヒカリ
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
この部分の歌詞からは相手の女性が浮かんできます。
強い思いを寄せる相手です。
その相手だからこそ、歌詞2行目のように表現するのでしょう。
恋をしている人、したことがある人ならわかります。
あなたが思う人を想像してみてください。
歌詞2行目の表現をする気持ちがわかりませんか?
相手を思う強い気持ちがひしひしと伝わってきます。
そして、また女性の印象も浮かんできます。
男性をたぶらかすような小悪魔な女性。
そんな女性に夢中になっていることが想像できます。
そんな女性に恋をした苦しい思いを書いた歌詞なのでしょうか。
全てが魅力
恋をすると周りは見えなくなります。
相手の悪いところもすべて魅力的に見えてしまいます。
そんな思いが見えてくる歌詞を読み解きましょう。
不安が夢中につながって
うねりくねり誘う一筋
近づけば おぼろげに揺れる
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
相手の女性の魅力に引き寄せられ何度も会いに行きます。
冷静な判断はできません。
ただ会いたい、それだけです。
そうして会いに行ったら、歌詞2行目の表現。
手のひらで転がされているのでしょう。
彼女は安定はしてくれません。
それが不安につながります。
しかし、その不安が思いをより一層強くするのです。
彼女の魅力は消えないどころか増していきます。
その魅力に惹かれないようにするのは無理があるでしょう。
小悪魔な女性の笑みが浮かんできます。
その笑みもまた魅力的なものなのです。