いつかはあなたと
いつの日かあなたを照らせたら 願いを綴りながら
今はまだいつものように
あなたという このヒカリに包まれていたい
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
歌詞1行目の思いはいつも心にあります。
欲がないわけではないのです。
今は届かない存在なのでしょう。
いつか同等になれたら。
いえ、それ以上になりたいのです。
でも、それは難しいこと。
歌詞2行目から3行目で今は満足です。
ただあなたのそばにいられるだけで、それだけで満足します。
僕にはこう見えているよ
セピア色 暗い心に色増やしていく
強く優しく儚く脆い その眼差しが
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
辛い心を女性の存在が支えています。
歌詞1行目はそれを色で表されていて表情の変化が浮かんでくるでしょう。
ただ思っているときは苦しいかもしれません。
しかし、会ったときにはその心は一変します。
嬉しい気持ちで溢れることでしょう。
歌詞2行目では女性の印象もガラリと変わりました。
これは恋しく思う男性の目に映った女性なのでしょう。
何度も思う
You are my light
一つ一つ魅せる形に 恋焦がれるの
You are my light
切なさ、ひきかえに手を伸ばし掴むの
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
もう一度前に出てきた歌詞を繰り返します。
どれほど女性を思っているのか。
その辛さは痛いほど伝わります。
歌詞4行目の言葉の重みも違ってくるでしょう。
本音を聞いたあとだからこそ。
気持ちは心にしまって
未来を思い描きます。
本音は言っても仕方ないのです。
辛くないふりでごまかすだけ
You are my light
一人一人見える形に 愛求めるの
So you are my light
思い高まれば まぶしく強くなる
いつの日かあなたを照らせたら 願いを綴りながら
今はまだいつものように
あなたという このヒカリに包まれていたい
包まれていたい
出典: 切なさ、ひきかえに/作詞:薮宏太 作曲:川口進・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon
2度目の繰り返す歌詞。
やっぱり本音はこうなんです。
ぼそっとたまにはつぶやきます。
隠せない思いを隠さなければいけない。
本音を言うほど苦しくなるから耐えるのです。
本音を今言っても仕方がない。
そう自分に言い聞かせながら心にしまいます。
ただ、今の瞬間を大事にしていこうと心に決めたのでしょう。
その決断には胸を締め付けられます。
恋はうまくいくことのほうが難しいのです。
最後に
胸が締め付けられるような恋が書かれた「切なさ、ひきかえに」。
なんとかこの恋が叶いますようにと願った人もいたことでしょう。
自分と重ね合わせると、涙が出てきてしまいます。
今、本音を語れる恋ができていたなら幸せを大事にしようと心に決めるきっかけになるでしょう。
様々なことを考えさせてくれる「切なさ、ひきかえに」の歌詞でした。