「冬恋」

【関ジャニ∞/冬恋】歌詞を解説!君のことが忘れられない…言えなかったのは”さよなら”と何?の画像

関ジャニ∞さんが2009年の12月23日~25日まで、3日間連続で「GIFT」というタイトルでCDを発売しました。

2009年12月23日に「GIFT~白~」を発売。

同年の12月24日には「GIFT~赤~」を発売し、25日に「GIFT~緑~」を発売されました。

クリスマスにかけて三日間連続11枚目~13枚目のシングルは販売されたのです。

そして「GIFT~白~」に収録されいるのが「冬恋」です。

雪景色が綺麗な季節に合う、切ない恋の歌詞を解説しましょう。

寒い冬

一人だから

こんなに寒かったんだな
ひとりで過ごす冬の日
去年の今頃
君と 小さく寄り添い歩いた帰り道

出典: 冬恋/作詞:田中秀典 作曲:田中秀典

隣で一緒に居た恋人だった人の体温を思い出すのは寒い冬でも今以上に寒くなかった。

一緒に居た時間が多ければ多いほど、別れた後に違いを感じることが多いのではないでしょうか。

同じように冬の日に歩いた道ですら、寒さもより寒く感じてくる。

それはきっと隣にあった温もりがないから。

当たり前にあるはずだった温もりを手放した後では、冬の寒さもより感じるのでしょう。

それを改めて感じるのは、思い出がある道を歩いているからなのでしょう。

触れていた指先

コートのポケットでかじかんだ指が
不意にね
君の手のひらの温もり探してる

出典: 冬恋/作詞:田中秀典 作曲:田中秀典

触れていた温もりは、捕まえられない距離に行ってしまったのだと感じます。

頭で分かっていても、指先はあの温もりを求めてしまうほどに忘れられない

冷えた手を温めてくれるものは、もういないのです。

それでも探してしまうのは、心が今も恋人だった人を求めている証なのでしょう。

思いはすぐには断ち切れないものです。

時間が経っていてもいなくても、温もりを求めてしまうことはあるのです。

一人で見る雪

セツナサヒラヒラ
空から舞い降りる
君がいなくなって
ひとりぼっちの冬の夜 恋しい気持ちが
この声が届かなくても もう一度会いたくて
会いたくて まだ サヨナラが言えない

出典: 冬恋/作詞:田中秀典 作曲:田中秀典

空から降る冷たい結晶、心に空いた穴を埋めることは出来るのでしょうか。

いなくなってしまった恋人だった相手を未だ思い続けてしまう

一人で過ごすことが、寂しくて寒くて手を伸ばしてもいない。

分かれてしまった二人の道、まだ諦めきれない気持ちは募っていきます。

別れの言葉を口にしてしまえば縁すらもなくなってしまう

そんな気持ちを抱えて、寒い雪の日に思うことは「」のことなのです。

もし届くのなら、きっとその手を離さないのでしょう。

素直になれなくて

どうして時にコトバは
素直じゃいられないんだろう
時間を巻き戻せたとしても
やっぱり君を傷付けてしまうのかな?

出典: 冬恋/作詞:田中秀典 作曲:田中秀典

恋人同士でも人間同士喧嘩したりすれ違ってしまうこともあるでしょう

そんな時に素直になって、気持ちを伝えられたらと思うこともあります。

思ってもない言葉は特にすれ違ったりした時に言葉にしてしまうでしょう。

労わりたい気持ちや、優しくしたい気持ちがあってもうまく伝えることが出来ません。

売り言葉に買い言葉と重ねる言葉は相手を傷つけます。

そうでなくても何気ない一言が相手を傷つけることはあるのではないでしょうか。

誰しもやり直せたらならと思うことはあります。

しかし、同じ結果にならないといえるかは別でしょう。

傷つけてしまうかもしれない疑念は残るものなのです。