人生を歌った、これまでにない曲
主に「人生」について歌った曲で、地元の仲間についても歌っている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/儚くも永久のカナシ
作詞を担当したTAKUYA∞にとって非常に思い入れが強い曲のようです。
実際にあった出来事を元にしている、リアルな歌詞が特徴です。
ライブでもよく歌われる曲だとファンには広く認知されています。
2019年の生誕祭ライブでも演奏され、大いにその場を沸かせました。
死生観について考えさせられる歌詞に注目してみてください。
誰に捧げる曲なのか
空にいる仲間
今日は一人で歩く そうやって好きに生きてきた
仲間の内の何人か 空に居るから 俺は上を向いて歩く
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
自由奔放に生きている主人公。そんな彼にも仲間がいます。
しかし、仲間の内の数人は死んでしまいました。
それでも上を向いて生きると主人公は誓っているのです。
作詞を担当したTAKUYA∞の実体験であることは有名な話。
彼は他の楽曲でも、仲間を失くしたことについて何度か触れています。
有名なのは、「いつか必ず死ぬことを忘れるな」という曲。
これは、東日本大震災があった年に発売されたアルバムに収録されました。
気になる方は、ぜひ一度聴いてみてください。
簡単に言えない言葉
それぞれが抱えてる 大抵の問題なんて 一言では言えない事ばかりだから
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
この歌詞から、悩みを理解し合えない人の寂しさを感じます。
誰もが孤独のなかで生まれ、死んでいく。
自分で死を選ぶことはもちろん肯定できません。
しかし、簡単に死ぬなとも言えないのでしょう。
その人にしかわからない深い悩みや悲しみがあるのです。
だからこの曲は一人称で語られています。
TAKUYA∞が個人的に感じたことや考えたことが軸になっているのです。
無責任の励ましは一切抜きの、押し付けがましくない内容です。
ただ今を生きるだけ
命のルール
新しい命 旅立つ命
止まること出来ぬ毎日で必要な別れも
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
生まれてくる人、死にゆく人。命には必ず、始まりと終わりがあります。
寿命を知ることは誰にもできません。最後まで生きることしかできません。
そんな長い人生の中で、大切な人との別れを経験することもあるでしょう。
命は移り変わるものだからこそ、別れは必然なのです。
生きて死ぬという現実を、冷静に見つめている主人公。
リスナー全員にも関係がある、命のルールについて歌っています。