wacciが3rdアルバム「群青リフレイン」をリリース!作品に込める想いは?
2018年11月7日、wacciの3rdアルバム「群青リフレイン」のリリースがいよいよ迫って参りました!
ファンならお気付きの方もおられるかと思いますが、彼らのメジャーデビューは2012年11月7日。
そう、アルバムリリースの日でwacciはデビューから丁度丸6年。
11月7日とは、wacciにとって特別な想いの詰まったメジャーデビュー記念日なのです。
ちなみに同じ11月7日にリリースされたのはデビュー作のミニアルバム「ウィークリー・ウィークデイ」のみ。
これは彼らにとって一層特別な意味を持ったアルバムとなりそうですね!
アルバムタイトルが物語るのは
ちなみに「群青リフレイン」というタイトルの由来についてもすでに語られています。
それもまた、歳を重ねても同じように音楽を奏で続ける彼ららしいものになっているんです!
青春はその字の通り「青い」春と書きますが、それは一般的には若い頃を表した言葉。
では、大人になれば青春はもうやってこないのでしょうか?
それに対してヴォーカルの橋口は「本当はみんな大人になんてなっていないんじゃないか」と思っているとのこと。
それは音楽を楽しむ彼らを見ていれば頷けるものですが、誰しも童心って持っているものですよね。
大人になって青くなくなってしまうのではなくて、いろいろと経験して深みのある青になっていく。
それを表したのが「群青」。人生を楽しむ心があれば、青春はいくつになっても訪れるんですね。
そして「リフレイン」は青春が繰り返していくイメージと、多くの人に届いてほしいという想いを表したもの。
メジャーデビュー記念日にリリースする作品にして相応しいタイトルではないでしょうか。
5分に渡るダイジェスト映像を公開
そしてここからが本題。
アルバムリリースに先駆けて、10月23日にそのダイジェスト映像が公開されました。
その内容も密度の濃いもので、映像の収録時間はなんと5分にも渡ります。
たっぷりと「群青リフレイン」の世界を覗き見してしまいましょう!
収録内容は全13曲
ダイジェストで流れたのは全部で5曲でしたが、収録内容はボーナストラックを含めて13曲。
曲目リストは以下の通りです。
1「最上級」
2「ワンセット」
3「ヒーロー」
4「別の人の彼女になったよ」
5「空に笑えば」
6「Have a good day」
7「タフネス&サバイバー」
8「月のむこう側」
9「花束にして」
10「wallflower」
11「Answer」
12「群青」
bonus track「ガッツポーズ」
出典: 群青リフレイン/wacci
まだまだ全貌が明らかになっていないということで、リリースがますます楽しみになってきますね。
そしてここからはダイジェストで流れた5曲を1曲ずつ解説。
共にアルバムに対するワクワクを高めていくことにしましょう!
#10.wallflower
ダイジェストの最初を飾るのは2018年4月11日にリリースされた「wallflower」。
力強さと壮大さを併せ持ったサウンドの中で、こみ上げる想いを表したようなメロディが展開されるバラードナンバーです。
映像の中、バッティングセンターでバットを振る女性はその笑顔もどこか悲しげな印象。
これは楽曲にリンクする部分もあるのでしょうか。
タイトルに込められた意味が面白い!
今 春色の風の中で きっと立派に咲いてみせて
摘まれても 踏まれても また
誰に気づかれなくても 力強く空へ向かって
道端に根を生やす花のように
たくましく生きる
出典: wallflower/作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平
アスファルトの隙間から顔を覗かせた、道端に咲く強い花を思わせる歌詞。
人の生き様を見て勇気を貰うことって多々ありますが、植物だって生きているのは同じ。
その姿に勇気付けられることがきっとあるのではないでしょうか。
ちなみに「wallflower」というタイトルは読んで字のごとく「壁の花」というもの。
「え?道端の花じゃないの?」と言ってしまいそうですが、これにもエピソードがあるんです。
この言葉はダンスパーティなどの場で、相手が見付からず壁際に居る人のことを例える表現で使われることがあるとのこと。
そこから感銘を受け、ヴォーカルの橋口は楽曲に「誰にも見てもらえなくても自分らしく強く咲く花」のような意味を込めたんだそうですよ。