””なんということ!まただわ。またあなたを許してしまう。
どうやったら、あなたを忘れられるの?
なんてこと!また会いたくなってしまったわ。””
「Mamma mia」が繰り返されます。
「なんてことなの!」といった心の叫びの表現。
思ってもみなかったことが起こったり、起こって欲しくないことが起こったり。
別れたいと思っている恋人。
恋人の姿を見てしまったら別れられなくなってしまう自分の気持ちへの絶望が感じられます。
本当の願いは
My my, just how much I've missed you
Yes, I've been brokenhearted
Blue since the day we parted
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus
""あなたがいなくてどれだけ寂しいか、わかる?
私は寂しくてたまらなかった。
私たちが別れた日からずっと悲しみに沈んでるわ。""
自分から別れを切り出したのに、別れの寂しさがぎゅっと詰まった3行です。
自分を長い間裏切っていた恋人。
やっと決心して、別れを切り出し身軽になった。
せいせいした気分になった!ではなく、悲しい日がずっと続いていると訴えます。
もしも、親しい友達なら「あなたの選択は間違ってない」と慰めてあげたくなります。
後悔の気持ち
別れを告げた理由
Why, why did I ever let you go?
Mamma mia, now I really know,
My my, I could never let you go.
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus
”"どうして?私はどうしてあなたと別れちゃったんだろう?
なんてことなのかしら!今なら理解できるのに。
私にはあなたが絶対必要だってこと。”"
恋人に別れを切り出すなんて、なんて事してしまったの。
その時はよく考えて、どうしようもない状況の中で出した結論のはずなのに。
あれは間違いだったという気持ちが日に日に強くなっていきます。
それほどまでに、彼女は恋人を愛していたのです。
せつない気持ちが伝わってきます。
満たされない想い
I’ve been angry and sad about things that you do
I can't count all the times that I've told you we're through
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus
""私はあなたの裏切りにずっと怒っていたし、悲しかったの。
私があなたにさよならを告げた時、どんなに辛い気持ちだったかわかってるの。""
たくさんの裏切りがあり、怒りと悲しみがあったこと。
負の感情の中で、少しでも前に進もうと彼女は別れを決心しました。
彼女が別れを告げた時、恋人と恋人の裏切りについて話し合ったのでしょうか?
これまでの歌詞をみると、話し合った様子はみられません。
彼女にはやり場のない怒りや悲しみが消化せずに残されています。
And when you go, when you slam the door
I think you know that you won't be away too long
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus
””あなたがドアを強く閉めて出て行った時
そんなに長くはないって思ってた。
すぐ戻って来るって思ってたの。””
別れようって言ったのは、実は本気じゃなかったのです。
そう言えば、恋人が反省してくれる。
自分のところに戻ってきてくれると思って言ったことだったのです。
だけど恋人は帰ってこない。
ひょっとすると恋人は「これ幸い」と思ったかもしれないのに。
また許してしまう自分が怖い
You know that I'm not that strong.
Just one look and I can hear a bell ring
One more look and I forget everything, w-o-o-o-oh
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus
""あなたは私があなたのことを愛しているって知ってる。
もう一度あなたに会えば、心の中のベルが鳴り響くの。
もう一度あなたに会えば、全てを忘れてしまう。””
心の中のベルが鳴り響くというのは、自分の気持ちが高ぶるという表現です。
また会ってしまえば、恋人への恋心が呼び覚まされ、愛しさが募っていきます。
これまでの裏切りも忘れてしまう。
残されるのは、恋人のことが好きという気持ちだけ。
しかも、そんな気持ちを恋人には見抜かれています。
Mamma mia, here I go again
My my, how can I resist you?
Mamma mia, does it show again?
出典: Mamma Mia/作詞:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus 作曲:S.Andersson, B.Andersson, B.Ulvaeus