ABBA【マンマ・ミーア（Mamma Mia）】歌詞の意味を和訳して解説！別れを嘆く歌って知ってた？

""なんてことでしょう！またよ！

どうすればあなたから離れられる？

なんてこと！また同じことの繰り返し？""

印象的なサビです。

「Mamma mia」が繰り返されます。

彼女は、恋人の裏切りに怒り、傷ついています。

別れたい気持ちもあり、実際に恋人に「別れよう」と言います。

けれど、別れられないのは実は彼女の方。

恋人もそれを知っているからこそ、裏切り行為をやめないのでしょう。

恋人が同じことを繰り返すとわかっていても離れられない彼女の苦悩。

「Mamma mia」という間投詞が繰り返されます。

リフレインパートです。

""どんなにあなたに会いたかったかわかる？

そうよ。私はずっと悲しかった。

別れた日から悲しみにくれていたわ。""

繰り返し恋人に訴えます。

自分がどんなに辛かったのかを。

彼女の気持ちは恋人に伝わるのでしょうか。

””どうしてあなたと別れてしまったのかしら？

なんてことでしょう！たとえ、私が別れを告げても

それは今だけって意味だったのに””

 少しの間離れて、お互いに頭を冷やしましょう。

その間に裏切り行為はやめてね、と本当の彼女の気持ちはこうだったでしょう。

しかし、恋人はそうではありませんでした。

「さよなら」は文字通りの別れの言葉と受け取ったのです。

もしかしたら彼女が愛想を尽かすのを待っていたのかも。

恋人は彼女の元を去っていき、もう戻ってきません。

""なんてこと。これは私たちのゲームじゃなかったの？

さよならは永遠の別れのことじゃなかったはず。""

重い意味で言った「さよなら」じゃなかったのよ。

ほんの気楽なゲームみたいなものだったのと、彼女は言い訳してしまいます。

裏切られ、傷つけられたのは自分なのに。

そんな風に彼女が恋人を愛しているから、恋人は裏切りを繰り返してしまうのでしょう。

恋する彼女にはわかっていてもどうすることもできません。

サビのリフレインパートです。

「Mamma mia」が繰り返されます。

別れたいけど別れられない切ない彼女の恋心が印象的なフレーズで歌われます。

ハーモニーも美しく聞きどころです。 

リフレインパートです。

別れを切り出したのは自分。

悲しくて寂しくてずっと沈んでいる自分。

だけど「帰ってきて」とは言えないし、もし「帰ってきて」と伝えても帰ってきてはくれない予感。

帰ってきてくれないとわかったらもっと傷ついてしまうことへの恐れもあります。

リフレインパートが続きます。

別れるって言ったのは間違いだったという彼女の後悔の言葉で締めくくられます。

曲はダンサブルでポップなのに、歌詞は別れの悲しみでいっぱいです。

しかも、別れる理由は不誠実な恋人の裏切り。

なんとも切なくなる楽曲です。

OTOKAKEには、洋楽の記事もたくさんあります。

その中から、ABBAの大ヒット曲『チキチータ』とABBAと同時代バンドQUEENをご紹介します！