母親がくれたやさしさと愛

母がくれたたくさんの優しさ
愛を抱いて歩めと繰り返した
あの時はまだ幼くて
意味など知らない
そんな私の手を握り
一緒に歩んできた

出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/920658692571152389

この曲が生まれた背景を理解すると、より歌詞を捉えやすいと思います。

幼い頃から母親はたくさんのやさしさをくれ、その時はまだわからなくても愛を持つことの大切さを教えてくれたのでしょう。

言葉でただ伝えるだけでなく、一緒に歩いてきた母親は彼女にとってなくてはならない存在であることがよくわかります。

夢を追いかけることのつらさ

夢はいつも 空高くあるから
届かなくて怖いね だけど追い続けるの
自分の物語だからこそ 諦めたくない
不安になると手を握り 一緒に歩んできた
その優しさを 時には嫌がり 離れた母へ素直になれず

出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/920658692571152389

その当時、玉城千春は歌手になりたいと思いながらも、オーディションを受けるたびに落ちるということを繰り返していたそうです。

母親はそんな時も彼女をはげまして、支えてくれたのでしょう。

しかし、叶えることの難しい夢を追いかけていると、その不安やつらさを感じることがあります。そのような時に、親しい人に対してその思いをぶつけてしまうこともありますよね。

心を許している大切な人だからこそ、他の人には言えない気持ちをぶつけてしまうことや苛立ちをあらわにした態度をとってしまうものです。

ほら 足元を見てごらん
これがあなたの歩む道
ほら 前を見てごらん
あれがあなたの未来

出典: https://twitter.com/Ai_No_Uta_bot0/status/923178607433875457

このサビの歌詞は、そんな彼女をやさしく諭している言葉なのだと思います。

どんなに不安や挫折を感じていても、一歩一歩進んでいけば必ず道は続いていくのです。目指すべき未来へと向かっている道なのだと、彼女の歩みを支えてくれています。

そして、そんな母親のやさしさを彼女もしっかりと感じており、それが自分にどれだけ大切なのかということを伝えたいという気持ちがとてもよく伝わってきます。

これを子供から聴かせてもらった母親は、言葉にできないほど感動したのではないでしょうか。

世界中で愛されている曲

Kiroroの「未来へ」は世界中で愛されている曲でもあります。パラグアイ・ウクライナ・ブルネイや、特にマレーシアでは人気が高いそうです。

しかも、現地の言葉ではなく、原曲と同じ日本語で歌われているというから驚きです。

言葉の意味のすべては伝わらなくても、この曲の美しいメロディーや込められた気持ちが世界中の人の心をつかんでいるのだと思います。

男性の方のカバーです。

ギター弾き語りによるカバーです。

まとめ

今回は、Kiroroの代表曲の1つ「未来へ」について紹介しました。

卒業ソングとしても愛されている感動的な歌詞には、母親への深い愛情が込められています。また、それを引き立てる美しいメロディーは日本だけでなく世界中の人々の心をつかんでいるのです。

この記事を読んで、Kiroroに興味を持った方は、ぜひ公式ウェブサイトもチェックしてみてください。

Kiroro公式サイト

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