ラストを飾るは「恋/back number」。
やはり最後は片思いソングで締めてきましたね。
最後にまた振り出しへ?
ぼんやりと君を眺めていたんだ
校舎の窓からやっぱりかわいいなって
出典: 恋/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
この始まりで気になるのは「校舎」というワード。
【blues】では一曲目、思春期の憂うつから始まり、色々な恋愛模様を見せてきました。
そして大人になり、答えに辿り着いた後にまた振り出しに戻る構成なんですね。
この主人公は前までの歌に登場した人物の子どもなのか、はたまた別の誰かなのか。
関連性は定かではないですが、甘酸っぱい経験を経てまた「青い春/back number」に繋がるのでしょう。
PVも甘酸っぱく
きっと誰より君を想ってるのは
今日も明日も僕だから
ずっと好きだって事を言わないと
会えなくなる前に
出典: 恋/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
ストレートなメッセージとミュージック。
片思いの気持ちを語らせたら一番なのではないかと思います。
使われているPVではまた可愛らしい女性の方が起用されていて、曲の想像性がしっかり形になっていますよね。
「片思い」をしている様子もある種の憂うつではありますが、前向きなところも素敵です。
ラストに悲しい曲を持ってこないところに、後味のよさを感じます。
最後に
いかがでしたか?
曲ごとの魅力に加えて、今回はアルバムのテーマやストーリー性についても考察していきました。
back numberが女性の心を掴んでいる理由は、音楽性だけでなくこの構成力にもあるのかもしれません。
他のアーティストでも、アルバムを聴くときは全体のドラマを感じて楽しむのおすすめです。
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