【この世界に生まれたわけ/FUNKY MONKEY BABYS】MVには松下奈緒が！歌詞の意味を解釈

自分が今ここに存在している意味を感じられる相手がいる。

一見、耳慣れた言葉のように感じますが、よーく考えてみるとそれは「自分の存在を全肯定」してもらえるということでもあるんですよね。

自分でまだまだ足りないと思っていることや、自分で気づいている嫌な部分も含めてそれを認めてくれる存在。

幸運にもそんな存在が見つけられているのなら、絶対に手放さないようにしなくちゃ、ですね。

冒頭からストレートな表現の歌詞で、馴染みやすい方も多いのではないでしょうか。

全ては最高のタイミングでもたらされる、という言葉を聞いたことがありますが、きっと人との出会いもそうなのでしょう。

一生すれ違い続けるだけの人もいれば、偶然とも思いがたいような出会い方をすることもあるかもしれません。

もう少し早くても遅くてもその関係性は変わってきます。

でも、その時出会えたこと自体に意味があるといいます。

その出会いによって、もう「指の隙間」から幸せがこぼれ落ちるのではなく、手のひらで受け止め続けることができるようになるのです。

ときには疲れ果てて心が破れてしまうこともあるかもしれません。

その穴を埋められるのは、「あなたのような形をした」ピースだけです。

たとえ、ありきたりなよくある慰めの言葉だったとしても、「あなた」によって発せられた言葉だけがすっぽりと傷口をきれいにふさいでくれます。

再びサビ部分です。この楽曲のテーマともいえるストレートな愛情表現。

歌詞の解説が必要ないくらい、わかりやすくてまっすぐな気持ちを表しています。

一緒にいる時間が長くなればなるほど、分身のような「似たもの同士」になっていくから面白いものです。

いつしか「これは絶対に許せない！」と思っていたこともなんとなく許せるようになっていたり、まぁいっかと思えることが増えていったりします。

お互いの価値観が似てくるからこそ、より長く一緒にいられるようになるのかもしれませんね。

パートナーは時に配偶者としてだけではなくて、いろんな役割を果たしてくれたりします。

相手が男性なら、旦那さまであり、弟のようであり兄のようであり、親友のようでありとかね。

シーンによって役割が違うけれど、いずれも心穏やかになれる存在です。

生まれ変わっても捜してくれる、なんて女性冥利に尽きる言葉です。

この楽曲は結婚式の披露宴での挿入曲として人気が高いのですが、これを旦那さまに歌われたら花嫁さんは嬉しすぎて号泣まちがいなしでしょうね。

これから挙式予定の男性の方、候補にいかがでしょうか。

なぜこの相手を結婚相手にしたのか？というアンケートの答えとして「不思議な信頼感があった」「最初から結婚する気がした」などが多いようです。

現在、晩婚化が進んでいる一方で、近年では20代の結婚率が上がってきているともいわれています。

少し前までは結婚のメリットを感じられないという声も多かったようですが、それが払拭されつつあるのかもしれませんね。

結婚は、皆さんが恐れおののいているもの（？）より、実はずっと楽しいかもしれませんよ♬

花嫁を演じている松下菜緒もすばらしいのですが、花嫁の父親の複雑な心境が垣間見えて、切なくなるMV。

娘が幸せになって嬉しい気持ちと、大切に育てた娘が旅立つ言いようのない寂しさ。

なんですか、筆者は完全に花嫁の父親目線です。。。

皆さんはどう感じるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。