聖徳太子の言葉
和を以て貴しとなす
コンビニジュータイきちんと整列
顔には出ても声には出さず
生粋の内弁慶(D・N・A!)
出典: ニッポンノD・N・A!/作詞:野沢トオル 作曲:星部ショウ
あの1000年に1度の災害と言われた東日本大震災。
その極限状態において、日本人の真の姿が現れました。
海外では暴動が起きてもおかしくない過酷な環境の中でのこと。
1日1個のおにぎりをもらうために懸命に並び続ける人々の姿に、世界が感動したのです。
こんなことわざがあります。「和を以て貴しとなす」。
聖徳太子の言葉と知られていますね。
いさかいを起こさず、互いに思いやりをもって過ごすことが何よりだという意味です。
家や学校で明確に教わるわけでもないのに、それが自然とできてしまったのが日本人でした。
まさにDNAレベルで私たちの中に存在しているのだろうと思います。
遺伝子情報を伝えるもの
デオキシリボ核酸は、核酸の一種。地球上の多くの生物において遺伝子情報の継承と発現を担う高分子生体物質である。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/デオキシリボ核酸
ちなみにDNAとは正式には「デオキシリボ核酸」と呼ばれています。
生き物の遺伝子情報を子孫へと伝えていく役割をもつのですね。
日本人の祖先がちゃんと日本人であったことを証明するものでもあります。
聖徳太子の時代から現代の日本までその意思は受け継がれているのです。
それは口伝や文書といった形ではなく、その身体の内にあったのでした。
外面(そとづら)の良い日本人
家の中では強気になって威張り散らすが、外では意気地がなくおとなしい人間のこと。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/武蔵坊弁慶
Wikipediaによる「内弁慶」の説明文です。
特に日本人男性を指してこのように表現することがありますね。
家の中では殿様よろしくやっているのに、外ではへこへこしているのです。
日本人男性の典型的な姿でしょう。
「和を以て貴しとなす」に通ずるところがあるのかもしれませんが、ちょっと情けなくも思えます。
横並びであることの是非
電車内では奇妙なくらいに
横一列でスマホ図書館
付和雷同の美学(D・N・A!)
出典: ニッポンノD・N・A!/作詞:野沢トオル 作曲:星部ショウ
「横一列」と「付和雷同」は同じ意味です。
誰も抜きん出ることがなく、みんな同じだということを重要視する日本人の気質。
お互いに監視社会を作り上げているのです。
これには良い部分もあれば悪い部分も考えられるでしょう。
しかし民主主義と、この付和雷同な気質は少し合わなかったかもしれません。
自分こそが億万長者になってやる!という気質の国民性にこそ民主主義はぴったり当てはまるでしょう。
日本人はそれよりはむしろ弱者に手を差し伸べて、みな平等にしようとする力場が強いです。
それでもなお日本がここまでの経済大国になれたのは、労働に真摯に取り組む姿勢があったからでした。
そして手先が器用だったからこその工業分野での技術力です。
流され過ぎてはいけない
はみ出すことを 恐れるあまり
流されてく 流浪の民
取り残されッぞ 最後方
目を覚ませ D・N・A!
出典: ニッポンノD・N・A!/作詞:野沢トオル 作曲:星部ショウ