ラックライフの『Lily』をピックアップ!
4月放送開始 TVアニメ「文豪ストレイドッグス」第3シーズンED主題歌シングル「Lily」が5/8(水)発売決定!
出典: https://twitter.com/lucklife_info/status/1093677668862586880
『Lily』は花の名前?
アニメのEDとして書き下ろされた楽曲でありながら、アニメ制作サイドから楽曲制作に対する注文はなかったのだとか。
ラックライフの楽曲への信頼の強さが窺えますね。
「文豪ストレイドッグス」のタイアップは『Lily』で4作目!
アニメキャラクターの人物像を踏まえつつもアニメの内容に固執しない歌詞は、幅広い層に受け入れられています。
「lily」とはユリの花のこと。ユリと『Lily』の歌詞にはどんな関係があるのでしょうか。
歌詞の意味を解説します!
『Lily』とは何なのか
自己犠牲、献身。
美しいものとして評価されがちですが、評価されないときに当人はどう感じるのでしょうか。
誰かのために、が正しいわけではない
誰かの為 何かを燃やして
息ができなくなる
本末は転倒 揺れ動く感情
見失う「らしさ」を
出典: Lily/作詞:PON 作曲:PON
自分を犠牲にしてでも他者のために尽くせる人は周囲にいますか?
ご自身がこうした性格だという方もいるかもしれませんね。
それが自分らしさだとしても、誰かのためだけに生きているわけではないはずです。
自分が持っている酸素を使って他者の炎を作り出してしまえば、自分が使える酸素はわずかになるでしょう。
誰かのために生きていきたい。
そう思っても「生きる」行為すらままならなくなる可能性があるのです。
限られた酸素で、自分は誰のために何ができるのだろうか。
途方に暮れている様子が浮かびます。
求めた助けはどこへ行く?
すくい上げてくれないか
胸がぎゅっと苦しくなるんだ
この悲しみも虚しさも
脈を打つここで
出典: Lily/作詞:PON 作曲:PON
今のままではいけない、と感じているようですね。息ができる場所を求めています。
体全体で感じている無力感は血液に運ばれて心臓にたどり着くでしょう。
拍動を作り出す弁膜を通過すること無くその場に集約され、まるで目詰まりを起こしているような状況です。
苦しいけれど、まさか手を突っ込んで治すわけにもいきません。
自分ではどうすることもできないのです。
だからこそ誰かに「すくい上げて」と呼びかけているのでしょう。