バカ言ってるうちに
私が免許取っちゃうよ

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子

こんなにもドライブデートを楽しみにしている彼女。

二人でいく楽しいデートを想像しています。

でも現実は夢物語を語りつつ免許のない彼氏

まだまだドライブなんて夢のまた夢、バカなこと言ってる暇があったら免許とってほしいのです。

彼の進まない態度にちょっとモヤモヤしているのがわかりますね。

もう自分で免許取っていっちゃうよってくらいに。

リアルな妄想

サービスエリアも最高のデート

SHISHAMO【ドライブ】歌詞の意味を考察!なぜ君は免許を取らない?ドライブデートに憧れる理由とはの画像

サービスエリアではしゃごうよ
色々買い込んで乗り込もうよ
たこ焼き牛タンにメンチカツ
肉巻きおにぎりとイカの天ぷら
そこまでだ、と叱る君

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子

ライブデートは目的地に行くだけじゃなくて、移動している過程も大事です。

その楽しみといえば、その場所場所でしか味わえないものを堪能すること。

普通なら長いドライブの休憩ぐらいにしか捉えられないサービスエリア。

ですが免許をとったばかりの若いカップルには、そこで名物を食べることも立派なデートです。

そうして調子にのって買い込んで彼に怒られる

さて、これは彼女の妄想なのか、それとも彼氏の性格なのか。

何れにせよこういったやり取りも、彼女は憧れていたのかも知れませんね。

ちなみにここで彼は買い込みすぎ、食べすぎの彼女に対して叱るという仕草が見られます。

免許を取るにしても、自動車学校に通うにはかなりのお金が必要です。

もしかするととてもお金にシビアな彼氏なのでしょうか?

その自転車はいつ自動車になるの?

どこまでも行けそう
妄想は広がるばかりです
君のその自転車じゃせいぜい
行けても20キロ

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子

どこまでも行けそうというのは、彼女の妄想車での移動距離にかかっています。

二人で海へ行く、途中でのサービスエリアの買い食い、素敵な二人の空間。

どんどん広がる彼女の妄想は、一体どこにたどり着くのでしょうか。

ただ現実にあるのはどこでも行ける車じゃなくて、20キロ程度しか行けない自転車

早く広がり続ける彼女の妄想を埋められるような、素敵な車に乗って欲しいのです。

そしてドライブデートへいきたいのです。

妄想から憧れに

君と二人きり青空のした ドライブデート
ずっと見ていたい 君の横顔
ハンドル握る君のその手が好き
自分でも本当に驚いている この想像力に
隣でスヤスヤ眠っている君は気づかない

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子

ここの歌詞は、まるでドラマのワンシーンのような情景が思い浮かびます。

今まで楽しいドライブデートの内容ばかり妄想していた彼女。

気がつけば彼氏のかっこよく運転する頼もしい姿を期待するようになっています。

大きな車を軽く運転して、どこへでも連れて行ってくれる。

そしてやりすぎたときには叱ってくれる。

そんな風にかっこいいところを見せてくれる彼に憧れが出てきているのでしょう。

でもこれだけ楽しみにしているのに、彼は知ってか知らずかマイペース。

免許はとってくれそうにありません。

きっととてもマイペースな彼氏なんでしょう。

このままドライブデートはお預けになってしまうのでしょうか?

それでも君とドライブしたい

やっぱりどうしても
捨てきれない 君とのドライブ
君には内緒で取っちゃいました
早く支度して

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子

ついに彼女は内緒で免許をとってしまいます。

2行目にあることから、彼女らが住んでいるのは車が必要な場所ではないと考えられます。

となればマイペースな彼氏です。

散々言われて免許を取ってないのであれば、お金もかかるし必要に迫られない限りとらないでしょう。

彼女だってそんな彼の性格は把握してます。

彼がグイグイ引っ張ってくれる性格でもなければ、彼女をたしなめられるような性格でもない。

だから彼女にとって非日常的なドライブデート頼りがいのある彼氏という妄想をしていたのでしょう。

でも頼りがいのある彼氏への憧れはもとより、ドライブデートを楽しみたいという欲求が弾けます。

そして彼女はついに免許を取ってきました。

やっと妄想を現実にするときです。

二人の恋の形

君と二人きり青空のした ドライブデート
無敵になって 素敵になって
二人の好きなナンバー聴きながら
まだまだ未熟な二人ですから
よそ見はしません 二人の恋も安全運転でなんてさ

あー、喉が渇いた
次のサービスエリアでさ
お水買ってきて
そんくらいは、して。

出典: ドライブ/作曲:宮崎 朝子 作詞:宮崎 朝子