Ready Steady Go!/水瀬いのり
声優としてのデビューは2010年ですが、2015年から歌手としての活動もスタートしています。
「Ready Steady Go!」は、2017年11月29日に発売されました。
本曲の発売日から三日後にあたる12月2日には、「animelo mix presents水瀬いのり 1st LIVE Ready Steady Go!」が開催されています。
CDパッケージとMVに見る本曲のイメージ
「青」を全面に押し出したCDパッケージ
本曲のCDパッケージには、真っ青なワンピースに身を包み信号機の上に座る水瀬いのりの姿が描かれています。
背景は爽やかな青空で、点灯しているのは青信号です。水瀬いのりは笑顔で斜め上を見つめており、全体的に前向きな印象が伝わってきます。
水瀬いのりと視聴者の視線が重なるミュージックビデオ
続いて、YouTubeの水瀬いのりオフィシャルチャンネルから公開されているミュージックビデオ(MV)の内容を確認してみましょう。
MVの中で水瀬いのりは、ガールズバンドのボーカル、自動車の整備士、友人とピザパーティーに興じる女の子などさまざまな役柄に扮しています。
全体的に笑顔のシーンや視聴者の目線に合わせて訴えかけてくるシーンが多く、明るくポップな曲調も相まって見ているだけ、聞いているだけで元気な気分になってくる一曲です。
Ready Steady Go!の歌詞の意味を解説
それではいよいよ本題の歌詞の解釈に移りたいと思います。
悩める家族や友人に向けられたメッセージ
繊細なきみのこころを かき乱してしまうもの
Wow Wow Wow(Wow Wow Wow)
吹き飛ばしたいけど まだ
言葉を並べてあれこれ 言えるほどオトナじゃなくて
Wow Wow Wow(Wow Wow Wow)
だまってしまうだけなの
出典: Ready Steady Go!/作詞:藤林聖子 作曲:藤永龍太郎
冒頭を飾るAメロの歌詞から、本曲が歌い手から誰かに向けたメッセージの体裁をとっていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
メッセージを伝える相手は、何らかの悩みごとを抱えていることが伺えますが、歌い手は適切なアドバイスの言葉が見つからず悩んでいる様子が見て取れます。
有効な助言ができないということから、歌い手は人生経験の未熟な若者を想定しているのかもしれません。
また、相手を「君」と呼んでいることから、相手は歌い手と同格の存在、つまり家族や友人を想定している可能性が高くなります。
このように、Aメロの歌詞を解釈すると、この曲がどのようなシチュエーションで、誰からどんな人へ向けられたものとして作られているのかをイメージすることが可能です。
悩みを解決できないなら、考え方を変えよう!
続けて、Bメロの歌詞も見ていくことにしましょう。Aメロに続いて、悩みを抱えた誰かに対するアドバイスと思われる文言が続きます。
Be All right! 風はあしたから吹いてる
Be All right! きみの真っ白な シャツをほら
つばさみたいに はためかせる
出典: Ready Steady Go!/作詞:藤林聖子 作曲:藤永龍太郎