そうやって自分でありつづけるために、大人と子どもの狭間にいる若者たちは声を張り上げます。
人は皆それぞれに個性があり、それぞれにしかできないことがあります。
心のままにそれぞれの道を進んで、「大きな花を咲かせてやれ」=一人の人間として輝こうというメッセージを歌詞は伝えています。
大切なことはシンプルで
ずる賢さとか 大人げないとか
難しい事わからないけど
人の痛みが分かればいいな
出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
大人に近づくにつれて増えていくしがらみ。それは面倒くさくて理不尽で、できることなら誰もが考えたくないものです。
そんな難しい事よりも大切なのは、「人の痛みが分かる」というシンプルなものではないでしょうか。
大人の事情や考えに合わせていくのは難しいけれど、シンプルな思いやりを持ち続けたい。そんな純粋な心情がうかがえます。
生まれた時の一番初め
教えられたのは愛でした
いつかの痛みは誰かの為
そう思えたら 何故か少し笑えた
出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
人生において何よりも大切なのは、誰かへの「愛」です。
多くの人が生まれたときに最初にもらうもの、それは親からの愛情でしょう。
人生で一番大切なことは、人生の最初に教えられているのです。
愛を胸にかかえて
響けよ僕らの声よ
大切なのは胸(ここ)にあるだろう?
今君だけに出来る形で
大きな花を咲かせてやれ
出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
1番のサビと同じ歌詞ですが、胸にかかえた夢を歌っている1番と違い、ここで胸の中にあるのは「愛」ではないでしょうか。
何よりも大切なものである愛は、生まれたその瞬間に既に教えられて胸の中に持っています。
それをかかえて、誰もが自分だけの花を咲かせるために生きていくのではないでしょうか。
僕らもいつか大空に咲く
いつか種から芽が出て育って
土の中根が張り野に向かって
陽を探し 顔を出し もがいて育つように
僕ら誰かの笑顔照らす為
大空に立ち向かい凛として
咲く花 なれればいいな だから
出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
人が大人になっていく様を花の成長にたとえて歌っています。
未来に精いっぱいの希望を抱く歌詞は、明るい大空やそこに向かって咲く花の光景を想像させます。
覚悟を決めて前を向いていく
期待した優しさ捨てて
身軽になれば意外と飛べるんだ
笑って行こう 笑って行こう
あなたが誰かにそうされたように
今君だけに出来る形で
大きな花を咲かせてやれ
出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
周囲の大人の優しさに期待していると、逆にそれに縛られてしまうこともあるでしょう。
自力で進む覚悟を決めることで、自由に夢を追って羽ばたくことができるようになります。そこには、何も縛るものはありません。
いつか自分だけの花を咲かせるため、明るく進んでいこうと歌って曲は終わります。
まとめ
いかがでしたか?
GReeeeNの「花唄」は、大人としての縛りが増えてくる青春時代をテーマに、「自分らしく生きていこう」というメッセージを高らかに歌い上げています。
しがらみの中で疲れてしまったとき、もう一度頑張るための勇気がほしいとき、是非この曲を聴いてみてください。
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