當山みれい「キミの好きなうた」の歌詞を解釈！募る恋、心は相手のことだらけ！告白に迷う姿に誰もが共感！

キミを好きになった理由。

それは自分のダメなところも受け止めてくれる優しさでした。

落ち込んでいるとき、愚痴を聞いてくれる相手がいるだけで救われます。

キミの「大丈夫」という言葉が聞きたくて電話をかけた。

本当は自分の弱い部分なんて、あまり好きな人に見られたくはないでしょう。

けれど、それ以上にキミの言葉で安心したかった。

電話の向こう側で聞こえたキミの笑い声。

その声で心の闇が綺麗に晴れていく。

そんなふうにしてキミに救われたことが、きっと数えきれないほどあるのだと思います。

キミを好きになる前は、もう誰も愛せないのだと思っていた。

辛い思い出となって終わってしまった過去の恋。

悲しみから立ち直れずにいた自分をキミが変えてくれました。

「誰かのために生きたい」。

その誰かは願わくばキミであってほしい。

そんな想いも込められているのではないでしょうか？

失恋の傷を癒すのは新しい恋。

出会った瞬間から「私」はキミに救われていました。

そして、いまキミに伝えたい気持ちがある。

もちろんそれは、救ってくれたことへの感謝の気持ちだけではないはずです。

間奏を挟んで続く歌詞には、キミへの誓いが綴られています。

頭の中は毎日キミのことでいっぱい。

恋をしたことで心にいろいろな感情が生まれるようになりました。

自分を変えてくれたキミに少しでも何か返せたらいい。

そんな想いでこれからはキミの支えになることを誓います。

恋をすると毎日好きな人のことばかり考えてしまいます。

見た景色、聴いた音楽、そんな些細な出来事すべてにキミを重ねてしまう。

寝ても覚めても、頭にあるのはキミのことばかり。

キミが生活の一部になりつつあるといっても過言ではないでしょう。

心の中をすっかりキミに占拠されてしまいましたね。

しかし、それも仕方のないことです。

キミの存在がなければいまの自分はここにいません。

現在自分が抱えている気持ち。それはすべてキミが与えてくれたものでした。

人を好きになると毎日たくさんの感情が生まれます。

それは辛さだったり、切なさだったり……。

だけど、やっぱり「愛する喜び」に勝る感情はありません。

出会った日から今日まで、キミには助けられてばかりでした。

「わがままで意地っ張り」これは自分が思う自分のダメなところなのでしょう。

素直になるのが苦手で、キミを傷つけてしまったこともあるかもしれません。

それでも見捨てず傍にいてくれたキミ。

そんなキミを今度は自分が支えていきたい。

キミから貰ったたくさんのものをこれから少しずつ返していこう。

だから「そばにいさせて」。

キミが辛いとき、悲しいとき、必ず助けにいく。

そんな誓いを込めて歌っているのだと思います。

曲の最後は、キミと歩いていきたい未来について歌われています。

募る気持ちは苦しくて愛しい。

そして溢れるほどのその気持ちが明日へのエネルギーに変わります。

「キミの好きなうた」を口ずさむことで、さらに恋しさが増していきそうです。