「元カレ殺ス」と一緒にリリースされたシングル曲

ゴールデンボンバー【トラウマキャバ嬢】歌詞の意味を考察!嫌いなのに見惚れてる?夜の蝶に酔っちゃった♪の画像

今回紹介する楽曲「トラウマキャバ嬢」は、2008年8月1日にリリースされたシングル曲。

「元カレ殺ス」と一緒に両A面シングルとしてリリースされました。

ゴールデンボンバーらしいキラキラなサウンドと、鬼龍院翔さんの華やかな歌声が特徴的な曲になっています。

今回はこの楽曲歌詞について、詳しく解説していきましょう。

「頭を悩ませる三角関数」を描いた恋物語を紐解く!

ゴールデンボンバー【トラウマキャバ嬢】歌詞の意味を考察!嫌いなのに見惚れてる?夜の蝶に酔っちゃった♪の画像

「トラウマキャバ嬢」というギラギラしたタイトルがついているこの曲。

しかし、歌詞の内容は意外にも切ない雰囲気が漂っています。

ツンデレなキャバ嬢に恋をした主人公。

しかし、そのキャバ嬢が恋をしているのは主人公の知人というシチュエーションが描かれているのです。

想像しただけで切ないですよね。

このキャバ嬢と主人公の恋のはどうなっていくのか。

歌詞を追いながら2人の展開を見ていきましょう。

1番の歌詞

主人公はキャバ嬢のことどのように思っている?

やたら綺麗な髪色で何処に居ようと目立つ
その上強い香水の香りが鼻を刺す

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

歌詞の冒頭では、キャバ嬢の特徴について書かれています。

キャバ嬢という職業上、身なりにはとても気を遣っているのでしょう。

周囲の注目を集めるような美しい髪色と、嫌でも香ってくる香水。

キャバ嬢の中でも一段と目立っていたに違いありません。

主人公はこのキャバ嬢について「香水の香りが鼻を刺す」といっていますね。

もしキャバ嬢のことを好意的に思っているのであれば、きっとこのようなネガティブな表現はしないと思うのです。

でも、香水のにおいについてはちょっぴり毒舌な評価。

恐らくですが、キャバ嬢のことが好きな半面、苦手意識みたいなのもわずかに抱えていたのではないかと推測できます。

曲名が「トラウマキャバ嬢」ですから、キャバ嬢に対してトラウマを抱えているのかもしれませんね。

初めからキャバ嬢にメロメロの状態だったというわけではなさそうです。

なぜ主人公はキャバ嬢に対してネガティブな発言をするの?

話す声大きくて、言うなれば「悪目立ち」
アイツに会いたいからって利用しないでよ

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

キャバ嬢の話し声についても、主人公はあまり良い評価をしていないようですね。

ちょっと離れた場所にいてもキャバ嬢の声が聞こえてくるので、少し煩わしく感じているのでしょう。

主人公はなぜこんなにもキャバ嬢に対して、ネガティブな発言をしているのでしょうか。

その理由は「利用しないでよ」という言葉に隠されています。

キャバ嬢は主人公の知人(アイツ)に恋をしているのです。

きっと主人公を介して、キャバ嬢はアイツと知り合ったのでしょう。

キャバ嬢がいつも主人公を呼び出すのは、アイツに会いたいから。主人公はただ利用されているだけ。

まさに見事な三角関数ですね!

そんな現状が悔しくて嫌気がさしているから、キャバ嬢に対してこんなに冷たいのでしょう。

主人公を見つめてくるキャバ嬢

(※)嫌いだそんな貴方なんか
嫌いなのに
今言った言葉が頭の中を駆け巡り
予想外 僕を見つめる  
その瞳に揺れて
戸惑った恋に飲まれる
貴方が届かな過ぎるから

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

アイツに夢中になっているキャバ嬢のことが「嫌い」だと感じている主人公。

キャバ嬢のことが好きだからこそ、そのように思ってしまうのでしょう。

どうせキャバ嬢は自分なんかに振り向いてくれない…。

そう思っていたその時、キャバ嬢は予想外な行動をしてきました。

意味深な感じで主人公のことを見つめてきたのです。

「恋に飲まれる」といっているので、主人公はキャバ嬢のこの行動により、恋心が燃え上がってしまったのでしょう。

自分にもチャンスがあるのではないか?と少しだけ期待をする主人公。

しかし、その一方でやっぱり無理かもしれない…という思いも抱いているようですね。

キャバ嬢の気まぐれな行動により、主人公の心はかき乱されてしまったようです。

2番~ラストの歌詞

恋心をほのめかすようなキャバ嬢の言葉