ゴールデンボンバー

ゴールデンボンバーとは

ゴールデンボンバー【おさかな地獄】歌詞の意味を解説!なぜ魚に愛されたい?地獄のように不安な心情に迫るの画像

ゴールデンボンバーは言わずと知れた唯一無二のヴィジュアル系エアーバンドです。

バンド編成でありながら実際にはメンバーが演奏していないバンドは今までもあったかもしれません。

しかしそのことを全面に押し出し、セールスポイントとしたのは彼らが初めてでしょう。

2009年にリリースした【女々しくて】のヒットによりゴールデンボンバーは世の中に広く知られることになりました。

以降歌番組だけでなく、バラエティ番組にも多く出演しTVタレントとしても活躍。

今や音源をリリースすれば必ずチャートインする、国民的バンドと呼べる存在となっています。

そんなゴールデンボンバーの真価が発揮されるのはライブです。

エアーバンドという特性を活かした独自のライブパフォーマンスこそが彼らの真骨頂でしょう。 

2021年全国ツアー「楽器を弾いたらサヨウナラ」

ゴールデンボンバー【おさかな地獄】歌詞の意味を解説!なぜ魚に愛されたい?地獄のように不安な心情に迫るの画像

ライブの演出やパフォーマンスを最大の武器にゴールデンボンバーは精力的にライブ活動を行ってきました。

2010年から全国ツアーを年に1回のペースで行っているのは偉業だといえるでしょう。

しかし2020年の全国ツアーは新型コロナウイルスの影響で延期に。

その振替として2021年に行われた全国ツアー『楽器を弾いたらサヨウナラ』です。

まだ感染拡大が続くなか万全の対策を敷いて行われ、7月25日に無事ファイナル公演を迎えました。 

その神奈川で行われたファイナル公演で披露されたのがこの記事で紹介する【おさかな地獄】です。

【おさかな地獄】

2021年7月25日配信リリース

【おさかな地獄】は2021年7月25日に神奈川でのファイナル公演で披露された楽曲です。

そして同日、7月25日に各種ストリーミングサービス等で配信リリースされました。

さらに2日後の7月27日にはファイナル公演でのステージ映像を使用したMVをYouTubeで公開。

この流れるようなスピード感には驚かされます。

【おさかな地獄】は90'sの往年のヴィジュアル系、特にLUNA SEAを彷彿とさせる楽曲です。

MVに使用されたライブ映像の画角や解像度も90年代を思わせる仕様になっています。

【おさかな地獄】はMVも含めてヴィジュアル系黄金時代を思い出させる仕掛けに溢れた楽曲です。

【おさかな天国】のアンサーソング

ゴールデンボンバー【おさかな地獄】歌詞の意味を解説!なぜ魚に愛されたい?地獄のように不安な心情に迫るの画像

タイトルからも推測できるとおり【おさかな地獄】は【おさかな天国】へのアンサーソングになっています。

【おさかな天国】は1991年にJF全漁連中央シーフードセンターのキャンペーンソングとして制作された楽曲。

一度聴いたら忘れられない歌詞とメロディを持った誰もが知る国民的「お魚ソング」です。

そんな【おさかな天国】への返答が90'sヴィジュアル系サウンドに乗せて歌われていきます。

作詞作曲はもちろんゴールデンボンバーの全てを担っているボーカルの鬼龍院翔

鬼龍院翔がダイビングライセンス取得のために海に潜っていた時に思い付いた曲であるようです。

それでは、そんな【おさかな地獄】の歌詞を解説していきます。

魚の目線に立って

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魚魚魚魚魚
魚魚魚魚魚
魚魚魚魚魚は…

出典: おさかな地獄/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

冒頭からスネアドラムの連打と共に15連続の「魚」という叫びで【おさかな地獄】は幕を開けます。

ゴールデンボンバーはネタの要素が強いバンドですが、取り組む姿はいつも真剣です。

真剣にふざけたことをやる姿が彼らの魅力の秘訣かもしれません。

ハードでカッコいいイントロから始まるLUNA SEA風の楽曲に乗せて、魚への想いが歌われていきます。

魚は僕らを待っていない