片思い中の「あるある」がいっぱい

れるりり【スペシャルガール】歌詞を徹底解説!宇宙の真理を悟っちゃう!?恋をすれば誰だってスペシャル!の画像

恋する乙女心は宇宙の真理のように難解で複雑。

相手のことが好きすぎて、もうどうすればいいのか分からない。

今回紹介する『スペシャルガール』で歌われているのは、そんな甘酸っぱい恋模様です。

片思いは何歳になってもドキドキするもの。

頭のなかはいつでも好きな人のことでいっぱいで、時には想いが強すぎて暴走することも……。

片思い中は、ついつい自分の世界に浸ってしまうものです。

この曲の歌詞には、そんな片思い中の「あるある」が詰め込まれています。

好きな人のことを考えて思わず頬が緩んだり、そんな姿を友達に見られて引かれてしまったり。

恥ずかしくて、だけどそれ以上に楽しい。

そんな乙女の恋心に注目です。

恋はいつでも素晴らしい

『スペシャルガール』のMVでは、鳴花ヒメ・ミコトのキュートなダンスを見ることができます。

カメラがアップになったときの2人の表情にも注目です。

笑った顔が可愛すぎて、思わず胸キュンしてしまった人も多いことでしょう。

恋をしているときは、世界が輝いて見える。

そのイメージがしっかりと伝わってくるMVです。

そしてなにより、「恋する女の子って可愛い!」と改めて感じさせてくれますね。

曲とMVの両方で表現されている、何度見ても色あせない可愛さ。

それは「恋はいつでも素晴らしい」という、すべての世代に向けたメッセージなのかもしれません。

恋の尊さと恥ずかしさ

ここからは、片思い中の「あるある」が詰まった歌詞について解説していきます。

いま恋をしている人も、過去に片思いをしていた人も、共感できるところがたくさんあるはず。

恋の尊さと恥ずかしさに触れて、きっと胸がドキドキしてしまうことでしょう。

暴走と羞恥を繰り返す

放課後 誰もいない 教室に寝転んで 
あの人の机の 裏側を見つめてる
宇宙の秘密が 少しだけ解るかな?
なんてね フツーに 変態みたいでキモイ

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

好きな人が使っているものは、なんでも特別に見える。

教室に置かれている机でさえ、好きな人が使っているものは他とは違って見えるものです。

放課後、教室に誰もいなくなったのを確かめて、そっと好きな人の机に触れてみる。

なんて甘酸っぱい……!

ここの歌詞だけで、まるで自分がこの曲の主人公であるかのように、胸がドキドキしてきますね。

しかし、暴走する恋心は、机を触るだけでは満足できません。

好きな人の机の下に潜りこんで、その裏側を見つめてみる。

そうすると、なんだか「宇宙の秘密」に近づいたような気持ちになって……。

主人公は、好きな人が使っているものを特別視しすぎるあまり、悟りの境地に達している様子です。

けれどすぐに冷静になり、「変態みたい」と自虐。

こんな風に暴走したり、暴走した自分を恥ずかしく思ったりするのも、片思いの「あるある」ではないでしょうか。

可愛いと思われたい

汚れたスカートの ほこり払ったら
ダイエット また頑張ろうかな

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

好きな人の机の下に潜りこんでいる姿なんて、誰にも見せられません。

冷静になった主人公はすぐに立ち上がり、何事もなかったかのように振る舞います。

教室に誰もいないことは分かっている。

それでも人目が気になるのは、やはり主人公のなかに羞恥心があるからでしょう。

秘めた恋心に対する羞恥。

好きな人のことで、いろいろと妄想してしまっていることへの羞恥。

恋をすると、いつもよりも恥ずかしいと思うことが増えるような気がしませんか?

それは、自分が相手からどう思われているかということを、気にしすぎているせいかもしれません。

好きな人から可愛いと思われたい。

そう思うのは、恋する乙女であれば当然のこと。

主人公も少しでも好きな人に可愛いと思われたくて、ダイエットに励んでいるようです。

手放したくない恋心

恋をすると、人は変わる。

この曲の主人公も、好きな人ができたことで内面から変化が起こっているようです。

恋する乙女は強くて可愛い!