「フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!」というフレーズが耳に残る「夏の扉」。
当時は、松田聖子さんの人気とともに、その髪型である「聖子ちゃんカット」が大流行していました。
若い子の8割が真似していたとも言われていることから、松田聖子さんがどれほど人気を集めていたのかが伺えますね。
しかし、1981年の紅白歌合戦では、トレードマークである髪をばっさりカット。ショートカットで登場した松田聖子さんに世間は驚いたといいます。
Pineapple
赤いスイートピー
年間オリコンランキングで12位を獲得したこの楽曲は、松任谷由実さんが作曲を手掛けています。
作詞家の松本隆さんから「ライバルの曲を書いてみないか?」と声をかけられた松任谷由実さんは、当初、作曲を引き受けるかどうか迷っていたそうです。
作曲家としてではなく「松任谷由実」の知名度で選ばれたのであれば書きたくない、そう考えた松任谷由実さんは「呉田軽穂」という名前を使用することを条件としてあげました。
結果「赤いスイートピー」は後世に残る名曲としてヒットし、松任谷由実さんの実力を証明することとなりました。
「わたしは天才」「ファンなんてどうでもいい」といった憎まれ口をたたく松任谷由実さんですが、人を魅了する音楽の才能は本物なのでしょう。
番外編「SWEET MEMORIES」
松田聖子さん14枚目のシングルです。
ベスト盤のアルバムには収録されていますが、当時のアルバムには収録されませんでした。
アルバム特集の記事なのでこの曲を入れるかどうか迷いましたが、松田聖子さんの楽曲の中でも指折りの名曲なのでここで紹介します。以下が歌詞の一部です。
なつかしい痛みだわ
ずっと前に忘れていた
でもあなたを見たとき
時間だけ後戻りしたの
「幸福?」と聞かないで
嘘つくのは上手じゃない
友だちならいるけど
あんなには燃えあがれなくて
失った夢だけが
美しく見えるのは何故かしら
過ぎ去った優しさも今は
甘い記憶 Sweet memories
出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=37149
この曲は、別れた恋人と再会したときの心境を歌にしています。
再会するまでは忘れられていたはずなのに、一目見ただけで思い出してしまうほどの恋。
自然に忘れていたわけではなく、無理に忘れようとしていた。
自分のなかに隠していた未練に気づいてしまったけれど、もう気持ちは伝えられない。
そんな、悲しくも切ない気持ちが表現されています。
こちらの楽曲が発表された頃は、松田聖子さんがストレートパーマをかけ始めたタイミングでした。
柔らかいイメージの聖子ちゃんカットや、明るいイメージのショートカットではなかったため、しっとりとした曲の印象と松田聖子さんの色っぽさが絶妙にかみ合った曲といえます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
伝説のアイドルと言われる松田聖子さんは、歌唱力や見た目の可愛さだけでなく、人を惹きつけるカリスマ性を持っています。
そのカリスマ性の凄さは、当時の映像を見ると一目瞭然です。
そんな、日本の歴史に残るシンガー・松田聖子さんの楽曲に、是非触れてみてください。
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