GLAY「SUMMERDELICS」

2017年7月12日にリリースした14thアルバム

GLAYのオリジナルアルバムとしては「MUSIC LIFE」から2年8か月ぶりとなり、ファンにとって待望のアルバムですね。

タイトルに「SUMMER」があることからも分かるように、今回のアルバムのテーマは「夏」です。

代表曲や北海道出身ということもあり、どちらかと言えば「冬」のイメージがあるGLAYが自身のイメージを覆す作品を打ち出しました。

今回、全ての収録曲にメンバーそれぞれの個性が詰まった、バランスのいいアルバムといえますね。

様々な特典が盛りだくさんのアルバム

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この「SUMMERDELICS」は、CDのみ・CD+2DVD盤、5CD+3Blu-ray+グッズ盤の3つがあります。初回限定版はないようです。

まずCDのみの収録内容がこちらです。

1. シン・ゾンビ
2. 微熱Agirlサマー
3. XYZ
4. 超音速デスティニー
5. ロングラン
6. the other end of the globe
7. デストピア
8. HEROES
9. SUMMERDELICS
10. 空が青空であるために
11. Scoop
12. 聖者のいない町
13. Supernova Express 2017
14. lifetime

出典: https://www.amazon.co.jp/SUMMERDELICS-CD-2DVD-GLAY/dp/B072LQX6Y6

そして、このCDに2015年に開催した全編シングル曲で構成されたライブ「Single Track Only Live@函館アリーナ」2DVDがついたのが、CD+2DVD盤です。

5CD+3Blu-ray+グッズ盤は、さらに豪華なんです。

  • 「Single Track Only Live@函館アリーナ」のBlu-ray
  • 2007年から2017年までの楽曲MV集「VIDEO GLAY 7」のBlu-ray
  • 「GLAY Documentary」のBlu-ray
  • 「SUMMERDELICS」のCD
  • 「Single Track Only Live@函館アリーナ」のCD
  • 2016年3月4日ロームシアター京都「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR」のライブCD
  • 2016年11月10日下北文化会館「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR」のライブCD
  • 2017年5月4日足利市民会館「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR」のライブCD
  • バンダナ
  • ステッカー
  • ポスター

この5CD+3Blu-ray+グッズ盤は、G-DIRECTのみの販売なので注意して下さいね。盛りだくさんすぎて、テンションが上がってしまいますね。

メンバーが作った「SUMMERDELICS」の名曲を紹介

TERUが作った「the other end of the globe」

まずご紹介するのが、6曲目に収録されているのがボーカルのTERUが作曲した「the other end of the globe」です。作詞はTERUとTAKUROの共作です。

MBS/TBSドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌も担当しました。

TERUがベネチアのムラーノという島の伝統技術を単身学びに行った人の話を聞いているうちに、「地球の裏側でも頑張っている人がいるということを伝えたい」と思ったのが曲を作るきっかけになったようです。

GLAYの夢の一つでもあるファンクラブ30周年ベネチアライブに向けての足がかりになる曲となるかもしれませんね。

HISASHIが作った「シン・ゾンビ」

GLAYの秘密兵器とでも言いましょうか。自由で何をやってくるかわからない、そんな魅力を持つHISASHIが作ったのがアルバム1曲目に収録されている「シン・ゾンビ」です。

「G4・Ⅳ」に収録されている「彼女はゾンビ」の新バージョンとなるこの作品は、1曲目に来ることでよりインパクトが増した楽曲です。

自由度が高く、ラストには「太鼓の達人」をフューチャーしているのも面白いですよね。

王道のロックバンドなのに、ネット文化を吸収しリアレンジするという大胆さは、ネットカルチャー大好きなHISASHIにしかできないことですね。

もちろんこの作品は「太鼓の達人」タイアップソングとなっています。

JIROが作った「Lifetime」

アルバムのラストに収録されているのが、シャイなJIROが作詞・作曲を担当した「lifetime」です。曲作りには今までも披露してきたJIROですが、歌詞を担当するのは珍しいですよね。2014年にリリースした「BLEEZE~G4・Ⅲ~」に収録されている「YOU」もかなり久しぶりでした。

本人もまだまだ恥ずかしいといいながらも、シンプルな言葉で伝えたいという気持ちから書いたという歌詞は、ファンに向けたストレートに気持ちが飛んでくるJIROらしさが魅力です。