高校生が文化祭のステージで演奏している姿が容易に想像できるような、青春らしさが感じられるナンバーです。
演奏や楽曲の展開も非常にシンプルでわかりやすいのですが、だからこそ歌詞の甘酸っぱさが際立っています。
学生時代、好きな人のさり気ない行動1つでも素敵に見えたこと。
何気ない姿にも毎回キュンキュンしたこと。
そんな、恋愛感情に初めて向き合うような学生らしい若々しさがギュッと詰められているのです。
そりゃまぁ、格好いいんです
ちょっと優しくされただけ
それだけでトキめいちゃったよ
まんざらでもなく嬉しいんです
出典: 命短し恋せよ乙女/作詞:岩淵紗貴,一瀬貴之 作曲:岩淵紗貴,一瀬貴之
『命短し恋せよ乙女』のMV
第2位
吾輩は虎である
吾輩は虎である 鋭いキバもある
可愛い猫ガール そんなんじゃないけど
返してよ恋心 許せないその笑顔
意地悪恋のBEAT でも好きなの
寝ても覚めても プラトニックなラブ
出典: 吾輩は虎である/作詞:岩淵紗貴,一瀬貴之 作曲:岩淵紗貴,一瀬貴之
自分のことを肉食の虎だと例えているガツガツ系女子。
でも3行目からわかるように、可愛らしい、まさに猫のような一面も持ち合わせているのです。
第1位
圧倒的少女漫画ストーリー
まさに青春!甘酸っぱい恋模様が、ポップで聴きやすいメロディに乗せられて繊細に描かれています。
第3位の「命短し恋せよ乙女」と同様、誰もが思わず「わかるわかる!」と共感してしまうでしょう。
この曲が紹介してきたナンバーと違うのは、描かれるエピソードの内容です。
この曲で描かれるのはより具体的で、かつ現実にはなかなか起こらないシチュエーションが多くあります。
例えばこの部分の歌詞。
図書館で読みたいものを
取ろうとしたら手と手ぶつかる
「あっ」と声が漏れて重なった
出典: 圧倒的少女漫画ストーリー/作詞:岩淵紗貴,一瀬貴之 作曲:岩淵紗貴,一瀬貴之
ドラマや漫画の世界ではよくある描写です。
このように、実世界では起こらなくても思わず胸キュンしてしまう、そんな歌詞がたくさん登場しているのです。
まさにタイトル通り、少女漫画の中の出来事のようなエピソードがたくさん描かれています。
かつて少女漫画を読みながらキュンキュンしていたあの頃…
そんななつかしい甘酸っぱさを思い出したい人は、ぜひ聴いてみてください。