【BURNING UP/EXILE TRIBE】三代目Ver.と歌詞の違いを解説！

EXILE TRIBEバージョンの歌詞を見てみましょう。

夢や希望を語っても、実現しなければ意味がないという「冷静さ」が読み取れます。

2行目では、自分や仲間に対して鼓舞しているようです。

続く歌詞で「俺たち」という「全体」の視点で歌詞を書いていることもわかりますね。

集団全体のひたむきな姿勢を示しているようにも読めました。

ここでは、同じ「攻める」という単語を使っています。

しかし、何に対して、そして何を以って攻めるのかに違いが。

まずは三代目バージョンの歌詞を見ていきましょう。

ダークサイドに対して攻め込もうとしています。

これは、夢や目標への努力の過程で生じる、不安や辛さ、苦しみであることが推察できます。

続いて後半に続く歌詞から読み解いていきましょう。

実現のために自分が全てを懸けて取り組んでいるようなとき。

例えば、受験勉強や就職活動、大きな仕事ややりたかった仕事に取り組んでいるときなどです。

そんな時は誰もが少なからず不安になるでしょう。

そうした不安や苦しみを暗闇という比喩で例えています。

これまで鍛えてきた自分の強さでその暗闇に向かっていこうと表しています。

例えるなら、ポケモンのゲーム進行。

マサラタウンから始まってジムトレーナーを倒し、次の街へ行く頃には強くなっているような状態です。

そんな一回り強くなった自分で、不安や苦しみにも打ち克っていこうとしているのではないでしょうか。

続いてEXILE TRIBEバージョンの歌詞を見てみましょう。

EXILE TRIBEバージョンは、何を以って攻めるかという点と、戦い方に違いがあります。

こちらは、明確な勝負相手は示していません。

自分のオリジナリティーで、あるいは自分のやり方で夢を成し遂げようと伝えています。

また1行目に注目してください。

がむしゃらに戦っていても時には「知的な冷静さ」も必要。

夢を語るだけでなく実現しないと意味がないという冷静さや、時には知的であることも必要と説いています。

しかし、3行目の結びは逆説的です。

冷静さや知的さも必要だと歌いながらも、最後には夢追い人であれと結んでいます。

この結びが、大人の余裕を感じさせますね。

この箇所は、夢の実現するまでとその後の描写の違いがあります。

まずは三代目バージョンの歌詞を振り返りましょう。