「夕月おけさ」(天童よしみ)がカラオケで人気！曲のモチーフの「おけさ」って何？歌詞の意味を徹底解釈！

愛する人と一緒になることが叶わなかったのでしょう。

忘れようと思っても忘れられない心の辛さがひしひしと伝わってきます。

つがいで飛ぶ鳥を見て、あの人と私だったら……なんて想い描いてしまったのです。

佐渡島には「佐渡情話」という悲しい物語があります。お光という女性が岩場に佇んで愛する吾作を待ちます。

しかし吾作はお光を置いて島を出て結婚してしまうのです。

残されたお光の心は、島に閉じ込められたまま……そんな悲恋の物語をイメージして天童よしみはこの楽曲を歌ったそうです。

愛する人を想ってしのび泣く……そんな情況が目に浮かびます。

今生でこの愛を成就することはできない。

女の命を燃やしてまであの人と一緒になりたい、生まれ変わったら一緒になりたいという強い想いがあるのです。

北の海に生きる、強い心を持つ女の悲恋が「夕月おけさ」なのです。

「夕月おけさ」を作曲した水森英夫先生直々に、模範歌唱してくださっている動画がYouTubeにアップされています（公式）。

カラオケで「夕月おけさ」を歌いたいという方はぜひ一度動画を見てください。とても参考になります。

哀愁を込めて歌う……簡単なようで実はとても難しそうです。

恋の歌、愛の歌が多い演歌は、少し過剰気味にエモーショナルな歌い方をすると、ちょっとヘタでも上手く聞こえます。

天童よしみの楽曲は、ハードルが高いかな？なんて思わずぜひカラオケでチャレンジしてみてください。