JUJUってどんな人?
JUJUが、歌や音楽を好きになったきっかけは、おばさんがお酒を片手に、ハスキーボイスで歌を歌っていたのを見た時なんだそうです。
12歳でジャズシンガーを目指すようになり、18歳でニューヨークへ。歌の上手い人に圧倒されながら、10年以上暮らします。
その後、日本でメジャーデビューするものの、1枚目、2枚目のシングルは売れず、そのまま2年の月日が経ちます。
覚悟を決めて、3枚目川口大輔さんの曲、「ありがとう」をカバーするべく、レコーディングに挑みます。
しかし、当時のJUJUさんは、日本語も英語に聞こえるような歌い方をしていたため、それでは日本語がちゃんと伝わらないと川口さんに指摘されます。
最初は自身を全否定されたように感じたJUJUさんでしたが、改めて自分の歌を聞いて、気持ちを入れ直し、今の歌い方になりました。
その後、「ありがとう」の発表は延期になり、「奇跡を望むなら…」という曲でブレイクします。
JUJUさんは大のお酒好きで、0か100かというような飲み方しか出来ないらしく、お酒の失敗談も数多くあります。
料理が好きらしく、将来の夢は、バンドステージもあるBarを経営することなんだそうです。
Take Fiveってどんな曲?
デイヴ・ブルーベック・カルテットというグループの有名な曲です。
メンバーでアルトサックス担当のポール・デスモンドという人が作曲した曲です。
ニューヨーク市にあるコロンビアで三日間かけて録音されました。
サックスが独特で覚えやすく、力強いドラムソロが有名です。
初公演は、ジャズピアニストのデイヴ・ブルーベックさんが、ニューヨークのヴィレッジ・ゲイトナイトクラブという所で演奏しました。
そして、1959年に発売したタイム・アウトというアルバムに収録されている1曲です。
5/4拍子と珍しいリズムで、この曲名の由来になったと言われています。
この曲は数えきれないほどの映画やテレビで使われ、今も多くのラジオ局で使われています。
また、作曲したデスモンドさんが死ぬ時、「Take Five」を含むすべての曲の著作権をアメリカ赤十字に寄付したそうです。
それにより、1年間に10万ドルの寄付を赤十字は受け取ることになりました。
Take Fiveで初挑戦とは?
2013年に毎週金曜日TBSで放送されていた「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか~」というドラマがありました。
主演は唐沢寿明さんで、悪いやつから、物を盗む大泥棒が主人公のお話です。
そのドラマの中に出てくるBarで、主人公が好きな歌「Take Five」を歌うジャズシンガー、小百合が出てきます。
その役をJUJUさんが、やっていて、初の連続ドラマ出演を果たしました。
プロデューサーさんが、初めてJUJUさんの歌をライブで聞いたとき、この役はJUJUさん意外あり得ないと思うほど、JUJUさんに一目惚れしたそうです。
歌詞和訳
ほんの5分だけ
Won't you stop and take
A little time out with me
Just take five
Stop your busy day
And take the time out
To see if I'm alive
出典: Take Five/作詞:lola Brubeck 作曲:Paul Desmond
手を止めて、私と過ごす時間を 少しとってほしい ほんの5分だけ あなたの忙しい日々を止めて 周りを見渡す時間を作って 私がいるよ
パントマイムだね
Though I'm going out of my way
Just so I can pass by each day
Not a single word do we say
It's a pantomine and a not pray
出典: Take Five/作詞:lola Brubeck 作曲:Paul Desmond
私の通り道ではない所を通って あなたのそばを毎日通りすぎてるよ 私たちはほんの一言も話したことがない 舞台じゃなくパントマイムだね
微笑む笑顔
Still, I know our eyes often meet
I feel tingles down to my feet
When you smile, that's much too discreet
Sends me on my way
出典: Take Five/作詞:lola Brubeck 作曲:Paul Desmond
やはり私たちの目は時々合ってるって知ってる 私の足がゾクゾクするのを感じる あなたの微笑む笑顔が、あまりにも控えめすぎて 私は、私の道に戻るしかない。