同じことやっても 同じじゃない
同じもの一緒に見ても
感じるものは 全然違う
出典: 一緒にいこう/作詞:篠原誠 作曲:アルベルト・フォン・ティルツァー、ヨハン・セバスティアン・バッハ
この歌詞に、そうそうとうなずいた人も多いのでは?
自分には自分なりの考え方、感じ方、捉え方があります。
そして、他の人も自分と同じように考えていると思いがちです。
でも実際はそうでないことのほうが多いのではないでしょうか。
同じ時間に同じ景色をみていても、自分と他人では違うものを見ているのです。
その違いに気づくとき、自分を見つめなおすいいチャンスになるかもしれません。
一緒にいることの意味を知る
違うから面白い ケンカも多い
2倍笑って いっぱい転んでも
一緒にいこう
出典: 一緒にいこう/作詞:篠原誠 作曲:アルベルト・フォン・ティルツァー、ヨハン・セバスティアン・バッハ
同じ考えの仲間で集まるのは楽なこと。
色んな話も進みやすく、まとまりやすい。
だけどいつでもそうとは限りません。
意見の食い違いから仲たがいをし、ひどいときには長い間、口をきかないなんてことも。
でもそれでもいいんです。
自分ひとりでは思いつきもしなかったことを気付かせてくれる。
沢山喧嘩をしても、すべて無駄ではないのです。
一緒に進んでいくということは、喜びを増幅させることもあれば、怒り悲しみを被ることもある。
全部ひっくるめて受け入れることの大切さが伝わってきます。
どこへ向かう?
僕たちはどこへ行くんだろう
僕たち生きている
出典: 一緒にいこう/作詞:篠原誠 作曲:アルベルト・フォン・ティルツァー、ヨハン・セバスティアン・バッハ
行き先を決めるのは僕たち自身です。
その答えにたどり着くのは容易ではないのでしょうか。
もしかしたら一生たどり着かないまま終わるかもしれません。
それは人それぞれ。
自分が思い描いた行き先を簡単にみつけることができる人もいる。
どんなにもがき苦しんでも、一向にみえてこない人もいる。
みつけたと思っていた行き先が違う場合もある。
自分にそもそも行き先なんてないんだと諦めてしまう人もいる。
知らないうちにみつかっていた、なんてことも。
ただひとつだけ言えることがあります。
皆 生きている ということです。
それでも一緒がいい
別れはやってくるかもしれないけど
空を見上げてたら舞う葉がひらり
ひらりひらりとどこかへ
いなくなっても いつもいるさ
一緒にいた時間 そこにあるから
出典: 一緒にいこう/作詞:篠原誠 作曲:アルベルト・フォン・ティルツァー、ヨハン・セバスティアン・バッハ
人はそれぞれの人生があり、それぞれの道があります。
舞う葉は私たちを象徴するもの。
ひらりひらり、あちこちに散らばってどこかへいってしまう。
そのまま消えてしまう葉もあれば、再び同じ場所に集まる葉もある。
たとえ形として確認することができなくても、共に過ごした時間の記憶は消えません。
それが一緒にいることの大切さ。
自分はひとりではないんだ、なかったんだ、そう思える時間があれば人は強くなれます。
悩める人へのエール
どんなこともぜんぶ いつか笑える
一緒にいこう
出典: 一緒にいこう/作詞:篠原誠 作曲:アルベルト・フォン・ティルツァー、ヨハン・セバスティアン・バッハ
時はすべてを解決してくれるとはよくいったものです。
その時は辛くても、悲しくても、憎しみあっても。
後で考えると、なんであの時あんなに悩んでいたのだろうと思うことって、誰もが経験しているのでは?
だから一緒にいこうよと語りかけています。
もしあなたが苦しみの渦中にいるのなら、必ず笑える日が来るから大丈夫だよとのエールでもあります。