ALI PROJECT【勇侠青春謳】歌詞の意味を解説！アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」ED曲

戦いを続ける中で、自分の行動に迷いが生じている主人公。

もしかして自分のこれまでの行動は間違っていたのだろうか…？

そう自問自答している原因はやはり「君」からの愛を失ってしまったこと。

自分のことを情けなく思い、つい偉大だった父親へと呼びかけてしまいます。

主人公にはもう「正解（進むべき道）」を示してくれる「親」はいないのです。

彼の抱える大きな悩みが伝わる歌詞ですね。

亡き母に「この子を産んで良かった」と誇りに思ってもらえるような人間になりたい…

主人公は厳しい状況でも、そういった気高さを失っていない人物だと分かります。

こういった部分は元皇子であるルルーシュに通じる点です。

独裁国家である「ブリタニア帝国」を極道一家に例えた…と考えると面白いですよね。

一番最初のフレーズが冒頭の歌詞とは違っているのがお分かりでしょうか。

初めは目の前の「道」しか見えていなかった主人公ですが、ここにきて「人生」について語っています。

「人生」とは苦難の連続。

それは戦っている自分に限らないと悟ったのかもしれません。

激しい抗争の中であっても、自分の正しいと信じるもののために突き進むこと。

それこそが素晴らしいことであると気づいたのです。

もう主人公には迷いの色は見えません。

亡き父に未熟な自分こそが真の敵であり、それを乗り越えることを誓っています。

彼なりの「正解」を見つけ、“ハッピーエンド”を迎えたと言えるでしょう。

『勇侠青春謳』は過酷な青春を送る主人公が自問自答する曲でした。

彼が戦いの中で迷い、傷つき、成長する姿が描かれています。

ルルーシュの心情とも共通するところがあり、「コードギアス」にぴったりの名曲と言えるでしょう。

同じくテレビアニメ『.hack//Roots』のED曲だった『亡國覚醒カタルシス』。

実は『ALI PROJECT』がMVを制作したのはこの楽曲が初。

初MVながら、濃い世界が堪能できる作品となっています。

『ALI PROJECT』最大のヒットシングル『聖少女領域』についての記事です。

アニメ『ローゼンメイデントロイメント』のOP曲でした。

歌詞の主人公である美しい少女の求める愛とは？

深い考察が楽しめる記事となっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました！