和風のセットが使われていないときは、基本的に地下と思われる場所で撮影されています。

黒っぽい壁に囲まれた場所に放たれる、いくつものスポットライト。

白い光が角度を変えながら、SixTONESを照らします。

ダンスに合わせて動くスポットライトの光によって、彼らのパフォーマンスがより魅力的に。

朱色を基調とした和風のセットとの対比も鮮やかですね。

遊郭や花魁をイメージさせる派手なシーンと、彼らのパフォーマンスに焦点を絞ったシンプルなシーン。

真逆ともいえる2種類のシーンをつくることで、両方の魅力を引き立てます。

”見せ方”についてよく考えられた演出に、タッキーの才能とセンスを感じますね。

白い光に映える衣装

タイトルは『JAPONICA STYLE』でも、メンバーの衣装は洋装。

和のイメージに偏り過ぎないことで、SixTONES本来の格好良さが生かされています。

衣装はすべて黒で統一されていますが、地味という印象はまったくなく、むしろスタイリッシュ。

スポットライトの白い光の中でも、よく映えています。

もしかしたら、光を使った演出にメンバーの姿がぼやけてしまわないよう、黒い衣装にしたのかも。

黒い衣装であれば、白い光に囲まれた中でもダンスを目立たせることができます。

演出、セット、ダンス、すべてがSixTONESの魅力に沿って作られているのが分かりますね。

日本ならではの妖艶な美しさ

このMVで何よりもこだわっているのは、”美しさ”ではないでしょうか?

それは”綺麗”や”清楚”とは違う日本独自の美。

日本文化でしか味わえない美しさがこのMVで表現されているのだと思います。

儚くも妖しげな美

MVの中で、何度か赤い花びらが舞うシーンがあると思います。

咲き誇っているときの美しさではなく、散っていく美しさを取り入れる。

これもまた、日本独特の美に対するイメージなのではないでしょうか?

花は散るから美しい。

こういった日本人の考え方に感銘を受ける外国人も多いのかもしれません。

確かに花びらが舞う中で踊るSixTONESは、儚くも妖しげな美しさがありますね。

危険な愛に溺れていく

日本独自の美しさとは、妖艶さの中にあるのだと思います。

色気、艶っぽさ、妖しさ……。

こういったものの象徴として、遊郭や花魁をイメージさせるセットが使われているのではないでしょうか?

このMVに情熱に似た熱いものを感じるのは、きっと妖艶さの中に愛が隠れているから。

江戸時代、遊郭という囲われた世界で危険な愛に溺れていった男女がきっと大勢いたことでしょう。

清らかさや爽やかさといったものから一線を引いた恋。

それは、禁忌を犯してでも手に入れたい愛だったのかもしれません。

最後に

SixTONES【JAPONICA STYLE】MV解釈!タッキープロデュースの世界観をチェック!!の画像

『JAPONICA STYLE』は、海外から見た日本文化の美しさを表現した曲。

MVも細部まで美しさにこだわった演出が施されていました。

SixTONESが放つ危うさと艶やかさ。

その美しさに、いっそ溺れてしまいたいですね。

SixTONESの詳細プロフィール

若手ジャニーズアイドル6人で構成されるユニット・SixTONES(ストーンズ)は、メジャーデビュー間近ではないかと噂されています!メンバーのプロフィールを確認してください。

SixTONESメンバーの詳しいプロフィールについて紹介しています。

結成秘話や、彼らが主演を務めたドラマなど。

SixTONESの情報が盛りだくさんの記事になっています。

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