【願い～あの頃のキミへ～/當山みれい】○○をリアレンジしたアンサーソング？！女性目線の歌詞に迫る♪

當山みれいさんの楽曲も童子ｰTさんの楽曲も、最初の歌詞は同じです。童子ｰTさんの楽曲ではYU-Aさんが歌っています。

既に別れてしまった2人が、付き合っていた頃を思い出しています。

どちらもこの恋がお互いにとって最後の恋になると信じていました。あの頃はお互い真剣に向き合っていたのでしょう。

童子ｰTさんの楽曲では、彼氏目線で2人の出会いを童子ｰTさんがラップで歌っています。

それに対し當山みれいさんの楽曲では、彼女の目線で2人の出会いを歌っています。

夢と希望を胸にそれぞれ上京した2人。だけど現実はそんなに甘くはありません。そんな中２人はバイト先で知り合います。

彼氏の方は一生懸命で頑張りやな彼女が気になるようになり、彼女の方は困った時いつも助けてくれる彼が気になるようになります。

そして彼女は同じ時間に勤務できるように狙ってシフトを入れます。

学生時代のあるあるですね！

童子ｰTさんの楽曲でも當山みれいさんの楽曲でも、それぞれお互いのどこに惹かれたのかを歌っています。要はそれぞれ惚気てます(笑)。だけどとってもカワイイ。

そして、お互い気持ちを伝えたいのになかなか伝えられない。お互いに”眠れないのはキミのせい”と言っています。

童子ｰTさんの楽曲で”この気持ちを伝えたくて……書きかけのメールを何度も消した”と歌ってます。10年前は”メール”なんですよね。今歌えばきっと”LINE”ですね。

どちらの楽曲もここで再び最初のフレーズが入ります。

すご～く、すご～くキミが好きだったんですね……。

バイトの帰り道、公園でついに彼氏から告白です！告白シーンをそれぞれの目線から歌っています。

カッコつけた彼氏だけど肝心なところでつまづいて、ベタな告白に笑っちゃう彼女。でも2人にとっては忘れられない想い出。

2人で一日中ゲームしたり、夜ご飯を一緒に食べたり、童子ｰTさんの彼氏の歌詞では”親には内緒で旅行も行った”そうです。

いいなぁ青春！

だけど近すぎる関係は時として破滅に向かうこともあります。

”本気で喧嘩してお互いブロック”この”ブロック”が今の時代ですね。

童子ｰTさんの彼氏目線の歌詞では””いつもうまく言葉にできなかった”そうです。言わないと伝わらない事が沢山あります。今ならわかるのに。

あの頃は、本気で喧嘩できる関係がどれだけ大切なことかわかっていなかった2人。

今ふり返ると、どれだけお互いが大事な存在だったかわかるから、あの時の気持ちを大事に今日も過ごしてるし沢山愛してくれてありがとう！って感謝してる。

そしてまた”2人の思い出をかき集め”ます。

ここから最後まで童子ｰTさんの楽曲と當山れいさんの楽曲の歌詞は同じです。

そして、あの時こうしていれば今も2人で歩いていただろうか？というタラレバ。

それぞれ夢を抱いて上京した2人。お互いがお互いの夢の成功を願っています。

童子ｰTさんのPVでは、最初シーン彼女がいるのは空港で、彼女はスーツケースを引いて旅立ちます。

彼女はきっと夢に向かって歩き出したのでしょう。

2人が別れたのは、それぞれの夢を追い求めるためだったのかも。

だからこそ、いつまでも変わらないキミでいてほしい……とお互いが願っているのでしょう。

今まで”2人の思い出をかき集めていた”だった歌詞が、ここで”思い出集めたら”に変わっています。

ここまで思ってやっと一区切りがついたのでしょう。時の流れを感じます。

10年経って作られた當山みれいさんの『願い～あの頃のキミへ～』PVでは、最後のシーンは大人になった彼と彼女が、それぞれ同じベンチに座っているシーンが映っています。

このベンチがあるのは、昔彼が彼女に告白した公園。

夢を叶えて日本に戻ってきた彼女が、そのベンチに座っています。

そして日本で頑張っていた彼も、時々このベンチに座って彼女のことを思っていたのです。

最後は彼女がベンチから立ち去るシーンで終りますが、なんとなく2人はこの公園で再開するのではないか？そんな甘い期待を持たせるラストシーンです。