四つのお願い聞いて聞いてくれたら
あなたに私は夢中恋をしちゃうわ
出典: 四つのお願い/作詞:白鳥朝詠 作曲:鈴木淳
主人公の天真爛漫さがはじけています。
恐らく、主人公の女性はいたずらっぽい目をして好きな男性に訴えたのでしょう。
しかし、時折見せる真剣な眼差しは、お相手の男性をタジタジにさせているようです。
男性は、適度にあしらいながらも一途で純な眼差しの主人公のアタックに内心、うれしいのでしょう。
なにせお相手の主人公は、花も恥じらう、うら若き乙女なのですから。
こんな可愛い女性がアタックしてくれて嬉しくないはずがありませんからね。
そうとは知らない主人公の方は、臆することなく男性に一生懸命です。
恋が始まる瞬間の何ともいえないほのぼのとした光景が目に浮かんできそうです。
主人公の思いは2番の歌詞でさらにヒートアップしていきます。
あなたは私だけのもの
膨らむ夢
それからあなたが恋を恋をしたなら
四つのお願い聞いて聞いてほしいの
出典: 四つのお願い/作詞:白鳥朝詠 作曲:鈴木淳
主人公の女性の思いは、今度は相手の男性に対して夢を膨らませます。
男性が自分に恋心を抱いてくれるのなら、という注文つきで。
本来ならば、振られたらどうしようという思いの方が強くなってとても言えないセリフです。
いったい、どこからこれほどの自信がわいてくるのでしょうか?
もしかしたら恋をすると、それまで考えたこともない力がわいてくるのかもしれません。
主人公の思いは、ストレートに男性に訴えていくのです。
実は全ての女性の願い
一つやさしくキスして
二つこっそり教えて
三つあなたの好きなこと
四つそのあとわたしにしてネ
出典: 四つのお願い/作詞:白鳥朝詠 作曲:鈴木淳
ここからは主人公のなんとも言えない、とんだ要求が続きます。
まともに聞いていたら赤面しそうな中身です。
でも、これこそが一切飾らない女性の真の気持ちなのでしょう。
大好きな男性にしてもらいたい夢なのでしょう。
それにしても全ての女性が声を出したくても言えないようなこのセリフ。
主人公の女性の天真爛漫さには、驚きを通り越して羨ましさすら感じてしまいそうです。
そして曲は、このあと2番を締めくくる歌詞に入ってゆきます。
真剣に愛しているからこそ
四つのお願い聞いて聞いてくれたら
あなたは私に夢中恋をしちゃうわ
出典: 四つのお願い/作詞:白鳥朝詠 作曲:鈴木淳
ここからは主人公の女性の真実が伝わってきます。
「そう、男性はきっと私の魅力にいちころになるはずよ。
それくらい、私はあなたのことを真剣に愛しているのよ」。
このような心の声が聞こえてきそうなくらい、主人公の思いはストレートなのです。
失敗を恐れることなく、ただひたむきに前を向いている主人公の気持ちが伝わってくる歌詞なのです。
そしていよいよ、主人公の思いは最後の歌詞へとつながるのです。
究極の願い
幸せこそ女性が望むもの
一つやさしくいつでも
二つふたりはしあわせ
三ついつしか結ばれて
四つあなたと私は一つ
出典: 四つのお願い/作詞:白鳥朝詠 作曲:鈴木淳