君と出会えることができたから
こんなにも一途に愛していられた
忘れないこの奇跡

出典: 面影/作詞:足立佳奈 作曲: Carlos K.

クライマックスの歌詞になります。

冒頭では77億人の中から君というひとりの人間に出会えたことの奇跡を歌いました。

クライマックスでは恋愛経験そのものを奇跡と讃えています

「面影」は恋愛讃歌のような趣が見えてくるのです。

私の心の中に人を一途に思える力があったことに驚いてさえいます。

夢中になって誰かに恋をできることは素晴らしいことでしょう。

愛というものは本来から能動的な力だといわれています。

対象へ積極的に働きかける力というものの多くは愛を動機にしているものです。

ときにモノが対象になることもありますが、人へ向かう愛というものだけが人類の希望の証でしょう。

お互いの気持ちを理解し合える能力というものが人類を結び付けるものです。

私は君を愛する過程でその心模様までも理解しようと努めたでしょう。

本来は他人同士であったふたりが相互理解まで達することは確かに奇跡が介在するから起こることです。

君の存在を心の中から消去したい。

そんな後ろ向きな内容でこの曲が結ばれなくてよかったと思えます。

足立佳奈は確かに愛に裏切られること、その現実も提示しました。

しかし結局は愛に回帰する瞬間が訪れることを絶妙なタッチで描いたのです。

真っ白な道をひとりで歩むときに感じた手のひらの熱という表現の中にその神秘を結晶させます。

足立佳奈自身はまだ20歳ですから、これからさらに色々な恋愛を経験して作品に反映させるでしょう。

しかし「面影」でこだわり続けた愛の奇跡への確信は揺らぐことがないと思えます。

この「面影」は素敵なMVが存在するのをご存知でしょうか。

足立佳奈の美しさが引き立つ映像になっています。

こちらのページから公式MVへのリンクを貼りましたのでご覧ください。

面影

いま恋の真っ最中の若い方はいずれ知るものかもしれません。

かつて忘れられない恋愛を経験した人には痛く響く楽曲でしょう。

君は私に「面影」を残して立ち去りました

私はその「面影」の中からたくさんの価値を見出します。

中でも恋愛を経験することの歓びというものを鮮烈な記憶として私に残してくれました。

この歓びというものは私の中にもあった力が成しえます。

しかし君も同様に私を愛してくれて幸せをシェアしました。

ふたりの思いが合致することによって得た愛の歓びこそが私にとって至上の価値を持つものです。

胸に潜む「面影」と会話をしたくなるようなラブソングに出会えて幸せになれます。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEと足立佳奈の軌跡

足立佳奈【面影】歌詞の意味を徹底解説!君が主人公の人生に残したものとは?切ない想いを紐解く...の画像

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little flower

ここで登場するFlowerの正体は何でしょうか。

歌詞に深く迫りました。

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足立佳奈さんの「little flower」は、一途に片思いする主人公を描いたラブソング。歌詞の中で頻繫に登場する「Flower」とは一体何を指しているのか。歌詞を深掘りしながら詳しく解説していきます。

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