帰り道の途中
眠ってしまった
夕暮れの江の電
手を振る子供
曖昧なThank you…
蜃気楼?
I’m in love
出典: es.car/作詞:YUI 作曲:YUI
デートからの帰り道、「あたし」は疲れたのか眠ってしまったようです。
ふと目が覚めると、江の電に乗った子供が手を振っているのが見えました。
江の電とは江ノ島を通るローカル電車で、国道134号線と並行しています。
江ノ島は小田急線でも行けますが、江の電はローカル電車ならではの趣があるのです。
おそらく「あたし」と相手は行きと同じく車に乗っていて、その道路から江ノ電が見えたのでしょう。
きっと電車の中から誰かが乗っているのが見えて、子供は嬉しくて手を振ってくれたのかもしれません。
ところが「あたし」は、うまくはっきりと感謝を伝えることができなかったようです。
まだ恋人とはいえない関係だったからでしょうか。
たとえ想いを伝えていなくても、好きな人と一緒にいられる幸せな時間。
それは蜃気楼のようにあっという間に過ぎていきます。
「エスカー」とは何のこと?
結局のところ、「エスカー」とは何でしょうか?
実は…、展望灯台に上がる際の有料エスカレーターのことです。
実際にあのエスカレーターは「エスカー」という名前がついています。
「エスカー」という名前の響きがカッコイイだけに、ちょっと意外ですね。
展望灯台は歩くと20分ほどかかりますが、エスカーに乗れば4分で行けます。
YUIは「エスカー」が何なのか知らなかった!?
「es.car」は、「エスカー」に乗った時に見える景色を歌ったものです。
「エスカー」を知っている人は、「何故こんなテンションの高い曲がエスカーなの?」と疑問を抱くでしょう。
エスカレーターはゆっくり上がっていくもの。
どちらかというと穏やかなバラードの方が、それっぽいかもしれません。
こうなったのにはある理由があります。
実はこの曲を作詞したYUIさんは、当時エスカーの正体を知らなかったのです。
彼女がエスカーをエスカレーターだと知ったのは作詞した後のことでした。
YUIさんも、「エスカー」はスピーディーでカッコイイ乗り物だと思っていたのですね。
恋の始まりと江ノ島のスポットをいっぺんに味わえる一曲!
「es.car」の歌詞を解説しました。
このデートのあと、想いを伝えたのかな…なんて色々な想像ができそうです。
それでいて、江ノ島の魅力もたっぷり語られていました。
もし江ノ島に行ったことがないなら、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか!?
小田急線を使うなら、新宿からでも気軽に行けますよ。
【HELLO/YUI】映画パラダイス・キスのために作られた曲?!歌詞&コード紹介!PVも観てね♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
映画のために書き下ろされたYUIの「HELLO」。映画とリンクした恋の予感を綴る歌詞の世界を紹介しています。コードとPVも絶対チェック♪
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