人間という仕事を与えられて どれくらいだ
相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない
いつの間にかの思い違い 「仕事ではない」 解っていた
それでもどうやら手遅れ 仕事でしかなくなっていた
出典: ギルド/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
人として生きることを仕事を与えられたと表現するところが独特ですよね。まさに「ギルド」ですね。
愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて
出典: ギルド/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
人間はワガママなもので、愛されたいのに愛されることを恐れます。
汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ
構わないから その姿で 生きるべきなんだよ
出典: ギルド/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
でも、かっこ悪くてもみっともなくてもいいよ。そのままで生きてみろよという歌詞がとても心強いですね。
このままでいいんだと、気持ちを楽にしてくれます。
4位:「車輪の唄 」
「車輪の唄」は2004年にリリースされました。BUMP OF CHICKENの中でも知名度も人気も高い楽曲の1つですよね。明るいテンポに乗せられた歌詞がとても切ない曲です。
ペダルを漕ぐ僕の背中
寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり
出典: 車輪の唄/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
ここでキーワードになるのは、ペダルを漕ぐ背中に感じている彼女のぬくもりです。
錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
残された僕を運んでいく
微かな温もり
出典: 車輪の唄/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
この曲の切なさはなんと言っても「ぬくもり」でしょう。背中に感じた「君」のぬくもり。自転車のサドルに残るぬくもり。
改札でひっかけたカバン。電車のドアの向こうで泣いていた姿。もう手が届かない切なさを、サドルに残った微かなぬくもりが伝えています。
切ないですが美しく、遠く懐かしい初恋を思わせるようなみずみずしい歌詞ですね。夜が明けて、一日が動き出すという時間設定も切なさを引き立てています。
3位:「ゼロ」
終わりまであなたといたい それ以外確かな思いが無い
ここでしか息が出来ない 何と引き換えても 守り抜かなきゃ
架かる虹の麓にいこう いつかきっと 他に誰も いない場所へ
出典: ゼロ/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
かけがえのない大切な人がいるのでしょう。その人と一緒にいたいという思う以外に確かなことがないくらい。
終わりまでと言うのは命の終わりでしょうか。最後まで一緒にいたいと心から願える人がいるというのはとても強いですよね。
怖かったら叫んで欲しい すぐ隣にいるんだと 知らせて欲しい
震えた体で抱き合って 一人じゃないんだと 教えて欲しい
出典: ゼロ/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
声を上げて助けを呼んで欲しいというのは、とても心強いメッセージですよね。
人に助けを呼ぶのはかっこ悪いと思ってしまいがちですが、ふっと気持ちを楽にしてくれる歌詞です。