エクレアの歌詞を徹底解説

BASIN TECHNO

「エクレア」は岡崎体育楽曲のなかでも人気バラード曲です。

彼自身もとても大切な楽曲であるとTwitterで語っています。

「エクレア」は2016年5月18日にリリースされたアルバム「BASIN TECHNO」に収録されています。

BASIN TECHNO=盆地テクノという岡崎体育の造語です。

京都の盆地で生まれたから盆地テクノ、抜群のネーミングセンスですね。

このアルバムの中でも「エクレア」は一番最後に配置されています。

岡崎体育のなかでもとりに持ってくるほど最後に聴かせたい見せ場楽曲なのでしょう。

才気あふれるネタ系の楽曲とじんわり心に染みるバラード、この2面性が彼の魅力でもあります。

エクレアのエピソード

岡崎体育が23歳の時に、仕事をせずに実家で書いたというエピソードは有名ですね。

実家の六畳一間でひたむきに夢を追っている姿はすてきですね。

もっともっと彼を応援したくなってしまいます。

歌詞に何度もでてくるいい曲とはいったいどんな曲をさすのでしょうか?

いい人、いい場所とはどんなものなのでしょうか?

岡崎体育の音楽観にも迫ってみたいと思います。

それではエクレアの歌詞を徹底解説します!

缶ビールの夜

何をやってもダメな日

どうしようもない夜はこっそりビールあけよう
グビグビ飲めるわけじゃないけど 時間をかけて
もう+−×÷の次元じゃない気がする
今日はおやすみ明日考えよう

出典: エクレア/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

何をやってもうまくいかない日ってありますね。

夢はあるけどどうやって手にしていいかわからない。

どうやって叶えることができるのか途方にくれてしまう。

いろいろ頑張ってるんだけど全然未来が見えない。

もうダメだ!とギブアップして夢を諦めそうになってしまった日。

そんな日をどうしようもないと言っています。

明日に考える

時間をかけてゆっくりビールを飲みながら反省をしてもわからない。

そんなどんづまり感が+−×÷に表されています。

もう「で考えてわかるんだったらとっくに解決してるよ。」という呟きが聞こえてきそうです。

今日は精一杯やりきっている。

これ以上考えなくてもいいよ。

今日の事はおしまいにしてまた明日考えればいいさ。

という自分への優しさが心にしみますね。

大久保のエクレア

漫画の後悔

お金がなくって漫画を売ったけど、後から読みたくなり後悔する。

しかも全巻揃えた物を売った後の後悔は半端ではないでしょう。

なんで売ってしまったんだ!情けない自分!と責めてしまいそうです。

しかも売ってはみたものの自分の状況はちっとも変わらないのはもっと辛いです。

こんな時に手放したことを激しく後悔しそうです。

何度も売っている様子から六畳一間にぎっしりと漫画が積まれていそうです。

博識の岡崎体育の源がわかりますね。

エクレアで一息

全巻揃えた漫画を売ってその都度後悔する
六畳一間の宝物をまた自ら減らす
出かけるんなら大久保のファミマでエクレア買ってきて
財布は電話の横に置いてあるし

出典: エクレア/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

大久保は京都の宇治にあります。

岡崎体育が23歳の時にいたという実家の場所ですね。

彼がエクレアを買ってきてほしいと頼んでいるのは、おそらく母親なのではないでしょうか。

もしかしたら、実家でよく交わされる会話のようです。

エクレアは彼にとってほっと一息つける癒しのお菓子なのでしょう。