【衝動のファンファーレ/松室政哉】「私のAIする王子様」テーマ曲のMV&歌詞の意味を解説

松室政哉「衝動のファンファーレ」

山崎まさよしを筆頭に秦基博、スキマスイッチ、竹原ピストルなど良質なシンガーソングライターを少数精鋭で抱える音楽事務所であるオフィスオーガスタ。

その新人としてここ数年、話題に上がってくる実力派が松室政哉です。

山中湖交流プラザきららで行なわれた事務所フェス「Augusta Camp2014」へのオープニングアクト出演の大抜擢から着実にその知名度を上げ、兼ねてからの実力も相まってどんどん注目されています。

地道にシングルやEP盤をリリースし続け、そのキャリアを積み上げてきて、2017年にはEP「毎秒、君に恋してる」でメジャーデビューを果たしました。

さらに、2枚目のEP「きっと愛は不公平」は全国FMラジオ43局でパワープレイを獲得し、勢いは留まるところを知りません。

そんな彼が満を持してリリースする新作「衝動のファンファーレ」が、2018年7月11日に配信リリースが決定しました！

これまでのEPでは、しっかりと恋愛の深さを歌い上げていた印象がありましたが、今回は爽やかで青春を感じる夏にピッタリのポップでアッパーな楽曲に仕上がっています。

その印象的なタイトルの通り、まさにいてもたってもいられなくなるような衝動が胸に込み上げてきて、思わず駆け出したくなるような感覚に囚われます。

そんなこの楽曲を支えるレコーディングメンバーも素晴らしく、ドラムにはいきものがかりや斉藤和義のバックを務める玉田豊夢が参加するなど、期待度の高さが窺えます。

また、アレンジャーはポルノグラフィティなどの数々の著名アーティストを手掛けてきた本間昭光が務め、シンガーソングライターとしてランクアップした松室政哉の音楽が詰め込まれています。

そして、ジャケットはデビュー以来、EPの全てを手掛けてきたイラストレーターの坂内拓が今回も担当しています。

しかし、配信リリースのためか、はたまた2018年6月30日現在、まだリリースされていないためか、Amazonには商品が登録されていませんでした。

以下に、彼のオフィシャルサイトのNEWSページのリンクを貼っておくので、「衝動のファンファーレ」のジャケット画像を見たい方はぜひチェックしてみてください。

松室政哉 Official Website

また、この楽曲はリリース前からタイアップを獲得し、すでに多くの人の耳に触れる機会を得ています。

それは、2018年5月10日より公開されたGYAO!の番組である「私のAIする王子様」のテーマ曲に起用されたことです。

この番組のコンセプトは「恋愛マッチングリアリティーショー」。

なかなか聞き慣れないフレーズですが、要するにリアルな恋愛を番組を通して放送するということではないでしょうか。

実際にこの番組では、恋愛に対して本気である初対面の男女10人を集め、恋愛合宿が行なわれます。

その合宿を最先端AIを使って24時間モニタリングすることで、そこにリアリティーを生じさせ、その中で10人は本気で恋愛を目指すわけです。

さらに、様々に課される指令もこなしながら男女の交流を行ない、ドキドキを視聴者と共に共有していきます。

現代ならではの恋愛番組のテーマ曲に起用されるのは、恋愛に特化して歌ってきた彼にとってはピッタリで、リリース前からこの楽曲は話題になっていました。

それでは、次に「衝動のファンファーレ」のMVと歌詞に迫っていきましょう。

まず紹介するのはMVです。

現在、YouTubeではショートバージョンが公開されています。

彼らしい爽やかな歌詞の世界観、それに付随する抑えきれない気持ちを青春という観点で上手に描いたMVに仕上がっています。

新作リリースのMVということで話題になるのはもちろんですが、YouTubeのコメント欄を見てみると意外なのが、MVに出演しているヒロインの女子高生役を目当てにMVに辿り着いた人が多いことです。

ちなみに、このヒロインは福田愛依と言って「女子高生ミスコン2017-2018」でグランプリを受賞し日本一かわいい女子高生として世間に認められた方です。

コメント欄には彼女の愛称である「めいめい」を見に来たとのコメントも多く、また違った側面からも盛り上がっています。

さらに、主人公の男子高校生役は原沢侑高、小山悠、三河悠冴などの若手俳優を起用し、MVの世界観をよりリアルに見せるように仕組まれています。

学生生活は多くの人が通る道であり、共感できる人も多いのではないでしょうか。

このように青春の甘酸っぱさを上手に表現し、楽曲に彩りを与える素敵な映像に仕上がっています。

続いて、歌詞について紹介していきましょう。

現在、リリース前ということもあってか「衝動のファンファーレ」の歌詞はまだインターネット上では公開されておらず、見つけられたのは以下のツイートぐらいでした。

2018年5月9日