ひとりで歩く道は暗いし
行きあたりばったりの日々だけど

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

夢や目標を叶えるまでの道のりは楽しいことばかりとは限りません。

夢や目標に向かって、一人ぼっちで頑張らないといけない時もあるでしょう。

どこに向かって歩いていけばよいのか分からなくなる時だってあります。

最初からスムーズに何でも上手くいく人なんてのは、そうそういません。

夢を追う途中で遠回りしたり、寄り道してしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、そんな行きあたりばったりを繰り返す中で大事なことを学ぶ場合だってあるのです。

努力を重ねれば困難だって乗り越えられる!

(※)君ならば 僕らならばきっとやれる気がした
絶体絶命の困難も乗り越えられた
歩んできた道が見えないのは
越えてきた壁があるからさ
明日が晴れだったらくらいでいいから

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

自分だったらできる!」と自信を持つことが成功の秘訣でもあります。

一生懸命頑張っている人は、きっと今までにも積み重ねてきた努力があるはずです。

その努力のおかげで乗り越えられた困難もあったのではないでしょうか。

最終的なゴールにはまだ手が届いていないかもしれません。

でも、少しずつ積み重ねたその経験は自分にとって大きな力となってくれるはずです。

「いやいや、自分なんてまだ大した力を持っていない」と思う人もいるでしょう。

だけど自分が気づいていない(=歩んできた道が見えない)だけかもしれません。

自分が気づかないうちに成長して、いつの間にか超えていた困難(=壁)もあるのではないでしょうか。

例え失敗してしまっても落ち込み続ける必要はありません。

明日は成功すると(=明日が晴れだったら)いいな」くらいのポジティブな気持ちで歩んでいくことが大切です。

「実る種」や「水」という言葉が指す意味とは

いつかは実る種だといいんだけどって
何年も時は過ぎてる また水をやろう

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

果実の種類によっては、実るまでに時間がかかる場合もあります。

特に、樹木に実る果実だと長い年月を必要とするでしょう。

それでも諦めずにずっと水を与え続けていれば、果実を実らせるところまで成長します。

きっと夢や目標においても同じことがいえるのではないでしょうか。

夢や目標の内容によっては、達成するまでに何年もかかる場合があります。

でも何年経ったとしても諦めずに頑張り続ければ、いつかは達成できる日がくるかもしれません。

"夢"という名の種に、"努力"という名の水を与え続けることがとても重要といえます。

「触れたら消えそうな自信」とはどういう意味?

ひとりで歩く道は怖いし
触れたら消えそうな自信だけど

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

失敗を何度も重ねているうちに自信がなくなることもあるでしょう。

そんな自信のない様子をこの歌詞では「触れたら消えそうな自信」と表現しています。

でも、失敗を重ねて自信を失ったということは"それだけ色々な体験をしている"と言い換えることができます。

「どのようなことをすると失敗するのか」

「失敗した時はどんな気持ちになるのか」

そのような経験は失敗をするからこそ知ることができます。

夢を追う途中で不安になったら…

君だから 僕らだからきっとやれる気がした
得体の知れぬ焦燥が追いかけてきたら
歩んできた道を思い出そう
越えてきた壁に夢を描こう
確かに叶うなら願いじゃないから

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

もし、夢を追う途中で不安になったら、自分が今までに乗り越えてきた困難を思い返すことが大切です。

「あんなことも達成できた」

「こんなスキルを身につけて解決した」

そんな今までの経験が自分に自信を取り戻させてくれるはずです。

「確かに叶うなら~」の部分も素敵な歌詞ですね!

叶うかどうか分からないけど一生懸命その夢を追いかけているのです。

「絶対に叶う」という保証はどこにもありません。

でも、だからこそ本気になれるのではないでしょうか。

ネガティブな気持ちを抱えたままでもよい

大きな不安も 小さな葛藤も
会えてよかった
とはまだ言えないけど
少しずつ前へ進んで

(※くりかえし)

出典: fruits/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

本気になるほど、葛藤や不安もつきまとってくるものです。

でも、そんなネガティブな気持ちを無理やり肯定する必要はありません。

「会えてよかったとはまだ言えない」の部分にはそのようなメッセージが込められているように感じることができます。

ネガティブな気持ちを抱えたままでもいいから、ひたすら前に進むことが大切です。

おわりに