先生である以前に、一人の人間として

敬意とか勇気とか生きる意味とか
叫べるほど偉くもなく
さっき君がくれた言葉を食べて歌い続ける

出典: 歌ウサギ/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗

「敬意とか勇気とか生きる意味とか」という歌詞は、本当は先生が生徒に教えるべきことを意味しているのでしょう。

しかし、そんな自分は本当は高尚な人間ではなく、好きな人がくれた言葉を餌をもらったウサギが嬉しそうにもぐもぐと咀嚼し続けるように、ずっと噛み締めていたという歌詞

あまり感情を出さない先生が心の中では響の「言葉」を嬉しく思っていたという心中を吐露するような歌詞ですね。

例外ばっかの道でも、自分の想いを信じて

こんな気持ちを抱えたまんまでも何故か僕たちは
ウサギみたいに弾んで
例外ばっかの道で不安げに固まった夜が
鮮やかに明けそうで

出典: 歌ウサギ/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗

歌い出しの歌詞を見て、先生に恋をした響の心が「ウサギみたいに弾んで」いたということはわかるものの、

先生目線で「僕たち」と表現されていたことを不思議に思っていた人も多いと思います。

しかし、溢れ出しそうな想いや、もらった言葉を大切に思っていたことなどが込められたここまでの歌詞を見た後に

歌い出しの歌詞を繰り返すこの部分を見ると、腑に落ちるのではないでしょうか。

また、「例外ばっかの道で」という歌詞を歌い出しの部分では映画に沿って解釈しましたが、自分の人生に関してはテストのような正解はなく、何もかもがわからないことだらけの高校生の心情にもリンクする歌詞だと思います。

そんな「不安げに固まった夜」のような日々を過ごしている人たちも、

自分の気持ちに正直になることで鮮やかに明けることもあるのかもしれませんね。

おわりに

【スピッツ/歌ウサギ】広瀬すず主演の映画主題歌!コラボ動画が話題!歌詞の意味を紐解く!の画像

広瀬すず主演の映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』の主題歌となった、

スピッツの「歌ウサギ」の歌詞を解釈しましたが、いかがでしたか?

映画と合わせて聴きたい一曲ですね。

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