「supersonic」とは

嵐「supersonic」はシングル「I seek/Daylight」のカップリング曲!歌詞和訳♪の画像

2016年5月18日に発売されたの49枚目のマキシ・シングル「I seek / Daylight」(アイ・スィーク/デイライト)に抄録された楽曲です。

「I seek」は大野智主演の日本テレビ系水曜ドラマ『世界一難しい恋』の主題歌、「Daylight」は松本潤主演のTBS系日曜劇場『99.9 -刑事専門弁護士-』の主題歌でした。

このシングルはオリコンランキングの初日売上枚数での前作シングル「復活LOVE」の25.3万枚を大きく上回る40.6万枚を売り上げ、デイリー1位を獲得しています。

またオリコン週間ランキングでも、初週73.8万枚を売り上げ初登場1位となって、前作「復活LOVE」の48.5万枚を大きく上回る記録を打ち立てています。

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3タイプのシングルが発売

このシングルは、ファンを悩ませる初回限定盤1・初回限定盤2・通常盤の3種類が発売されました。

初回限定盤1には「I seek」のミュージックビデオとメイキング映像を収録したDVDが付属しており、

初回限定盤2には「Daylight」 のミュージック・ビデオとメイキング映像を収録したDVDが付属していました。

そして、通常盤にはカップリング曲として「ただいま」と「supersonic」、それぞれのカラオケ曲も収録されています。

つまり、それぞれのミュージックビデオとメイキング映像を観たい人は限定盤を買わねばならず、カップリング曲を聞きたい人は通常盤を買わざるを得ない、

結局、3つすべて買わざるを得ない・・・という仕掛けになっていたようです。

ちなみに初回限定盤1・初回限定盤2・通常盤のCDジャケットはどれも違うデザインとなっており、さらに買わせる工夫が満載となっていました。

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作詞、作曲は日本+海外の混成チームが担当

「supersonic」の作詞は100+、作曲はKevin Charge、David Fremberg、youth case、編曲は吉岡たくとクレジットされています。

作詞家の100+とは、(ハンドレットプラス)という名前で、北川暁が代表を務めるオンライン音楽スクールBoston School of Music(BSM)に所属するクリエーター、ロックバンド出身のギタリストということです。

「インパクト重視の楽曲制作」をモットーに活動されているそうです。

作曲はKevin Chargeというイギリスを拠点に活動するソングライター、キーボードプレイヤー。

David Frembergはスウェーデン出身の作家で、ハードロックをベースとして幅広い作風があるようです。

いまは日本アーティストの楽曲世界レベルでの制作が行われているのですね。

タイトルの意味は

「supersonic」というタイトルですが、これは「超音速の」という意味で、supersonic airplaneは超音速旅客機、supersonic waveといえば超音波のことです。

疾走感のあるサウンドにぴったりのタイトルです。

ついでにサマーソニック(SUMMER SONIC)といえば、毎年8月上旬~中旬に行われる夏のロックフェスティバルですね。

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サウンドの秘密

そのサウンドの特徴を一言でいうとノリノリのカッコイイダンスビート

バスドラムドラムの真ん中にあるいちばん大きな足で鳴らす太鼓)が1拍1拍をずんずんと刻む、ライブで盛り上がれる、踊れる曲です。

ギター単音にディレイを効かせたリフは、アイルランド出身のロックバンドU2を思い起こさせます。

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歌詞の和訳を一部ご紹介

歌詞は日本語と英語が入り混じっており、全文はここでは紹介できませんが、英語を和訳しながら紹介しましょう。

作詞と作曲の国際混成チームだからこそできた曲かもしれません。

1番の歌詞の前半~

一瞬を一緒に行こう you drive me crazy
ステージはまだ未完成
瞳と瞳で イグニッション鳴らすbeat
Let's get it on 限界を突き破って 音速のその向こうへ
Breaking through the walls 刺激的highな speed

出典: https://twitter.com/AMNOS_RINA0202/status/877177076033273856

you drive me crazyとは「あなたは私を狂わせる」。別に病気になるわけじゃないですが、恋にこがれておかしくなりそう、というときによく使われる表現ですね。

似たような表現ではdriving me mad、同じく「私を狂わせる」という言葉があり、The Beatles の「I Want You (She's So Heavy)」という曲の歌詞の中に登場します。

Let’s get it onは「それに乗ろう」、get onは普通に乗り物に乗るときに使われる言葉です。

ここではsupersonicな乗り物、超音速の乗り物に乗って、ぶっ飛ばそうぜ、というニュアンスです。

Breaking through the wallsとは「壁をぶち破ろう」。

Break throughという言葉も慣用的によく使われ、「敵や難関などを打ち破ること」、日本語でもブレークスルーといえば「突破口」のことです。