ここで歌詞をご紹介します。

「あの子ってかわいそうだよね」いつも陰で笑っていた
くだらない服 くだらない話 くだらない笑顔
「ああはなりたくないね」と話してた

「あの子ってかわいそうだよね」いつも馬鹿にして見ていた
平凡な夢 平凡な爪 平凡な恋人
どこにでもあるものなど欲しくなかった

選ばれた女であるためには 孤独さえ愛した

出典: かわいそうだよね(with HITSUJI)/作詞:平井堅 作曲:平井堅

自分は違う、あの子とは違う、そう言って自分自身を満足させていたのでしょうか。

だけど クローゼットの中には2年前のワンピース
あたしにしか出来ないことなど 何ひとつなかった
からっぽなのは誰でもなく この無様なあたし
かわいそうなのは あの子じゃなく ああ あたしだった

出典: かわいそうだよね(with HITSUJI)/作詞:平井堅 作曲:平井堅

でもからっぽなのは自分だと、気付く時が来たようです。

「あの子ってかわいそうだよね」いつも上から眺めていた
ありがちな趣味 ありがちな部屋 ありがちな写真
「ああはなりたくないね」と話してた

「あの子ってかわいそうだよね」鏡の中で呟いてた
正しい嘘 正しい過去 正しい強がり
どこにでもある道だけ 避けて歩いた

あの頃のあたしがあたしを見て 何を思うだろう

出典: かわいそうだよね(with HITSUJI)/作詞:平井堅 作曲:平井堅

通り過ぎてから思うのは、過去の自分の思い上がりでしょうか。

だけど クローゼットにはあたしを飾る布切れだらけ
あたしにしか出来ないことなど 何ひとつなかった
からっぽなのは誰でもなく このみじめなあたし
かわいそうなのは あの子じゃなく ああ あたしだった

出典: かわいそうだよね(with HITSUJI)/作詞:平井堅 作曲:平井堅

自分は人と違うと見せたくて、外見を飾っていただけ。本当は、ずっと自分が空っぽだったのです。

女性の複雑な心理を描いた「かわいそうだよね(witth HITSUJI)」

JUJUと吉田羊、そして平井堅がタッグを組んだ「かわいそうだよね(witth HITSUIJI)」。

この歌詞は吉田羊に言わせると”女子あるある”だといいます。

男性である平井堅がこういった内容の歌詞を書いた、ということに色々考えてしまいます。

女性の怖さや愚かさ、そしてさみしさなど、いろんなものを内包しているようなこの曲。

じっくりと味わってみてください。

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