『TEENAGER』のおすすめ曲を紹介!
名盤と名高い一枚
2008年1月23日にリリースされた、フジファブリックの通算6枚目のアルバム『TEENAGER』。ファンの間でも名盤と語り継がれる本作!さらにVo.志村正彦氏がリリース時に語った”新作へ込めた想い”も併せて紹介していきたいと思います。
記念写真
センチメンタルな甘酸っぱさ
2.記念写真
僕はなんでいつも同なじことで悩むの?
肩で風を切って 今日も行く
出典: 記念写真/作詞:志村正彦 作曲:山内総一郎
十代の頃は大人と比べると狭い社会で生きていて、経験の浅さから小さいものさしで物事を測っていました。 だからこそ同じようなことで何度も悩んで。 このフレーズを聴くと十代特有の葛藤を思い出します。 そして明るい曲調に反した別れの歌詞がいっそう切なさを醸し出しています。
ロマネ
ダメな自分を肯定してくれる一曲
8.ロマネ
曖昧なことだったり 優しさについて考えだしたら
頭の回路 絡まって 眠れなくなってしまうよ
嘘をついた日は 素直になりたくもなるから
決まり事を忘れて 見つめていて
出典: ロマネ/作詞:志村正彦 作曲:志村正彦
些細な出来事でも、考え出したらきりが無くてあっという間に時間が経過してしまっていたことがあります。 大人になっても何が正解かなんて簡単に導き出せるものではないので、この曲の歌詞は十代と大人どちらの心情にもシンクロするものだと思います。 決してアップテンポな曲ではないけれど、ダメな自分を肯定してくれて励まされているような不思議な感覚にも陥る、フジファブリックなりの応援歌にも聴こえます。
まばたき
大人になってしまった儚さ
11.まばたき
わがままな僕らは期待を
たいしたことも知らずに
手招きをしている未来のせいで
家をまた出る
瞬きを三回 してる間に
大人になるんですと 君が言った
出典: まばたき/作詞:志村正彦 作曲:山内総一郎