もっと現実に目を向けましょう
ストレートに綴る歌詞にも隠れた背景がある
早くしようぜ! (早くしようぜ!)
飯食おうぜ! (飯食おうぜ!)
肉の脂身 (肉の脂身)
熱いうちに 冷めちまう前に
早くしようぜ! (早くしようぜ!)
飯食おうぜ! (飯食おうぜ!)
俺の気持ち (俺の気持ち)
熱いうちに 冷めちまう前に
ラララ…
出典: カメラを止めろ!/作詞:関取花 作曲:関取花
最後の大サビで、これまで言っていたことを繰り返し、重ねて伝えます。
思いが冷めないうちに、一番いい状態を楽しもうよ。
何かを楽しむ時、そういう基本的で一番重要な部分を思い出していきたいですね。
我々はネット社会にどっぷり浸かって、リアルとアンリアルが曖昧な世界を生きています。
だから言いたいことを面と向かってではなく、顔を隠して発言するのが当たり前になりました。
顔が見えないから相手を思いやることもなく、自分の正義感を振りかざして攻撃的になる。
そんな中で、花さんはストレートに思いを届けてくれています。
よくある風景、誰もが感じたことのある違和感、そんな日常的な一幕を足がかりに届けてくれたメッセージ。
『本当に大切なことは、写真の中の世界でも、ネットの世界でもなく、現実にあるんだよ。』
こんな当たり前のことすらも、最近はわからなくなっていることを気付かせてくれる曲ですね。
これでこの曲の歌詞についての解説は終わりです。
まとめ
インスタグラムが主流になって、食べるより撮ることが目的となってきた風潮。
そんな風潮に一石を投じるこの曲。
真っ直ぐな思いを真っ直ぐな言葉で歌う姿は共感せずにはいられません。
辛辣に語りつつも、攻撃的ではなく緩い雰囲気の曲なので、聴いていても不快感を感じない。
この辺りは、花さんらしいほんわかした魅力が成せる技ですね。
今後も様々な心理や社会の違和感に正面から切り込んでくれることに期待が膨らみます。
【ご紹介】おすすめ曲『君の住む街』
今回ご紹介した『カメラを止めろ!』とはまた違う雰囲気の花さんの曲になります。
花さんは、曲によってイメージの振り幅がとても大きいのも特徴です。
そういった多彩な魅力を感じることができます。
そんな『君の住む街』について解説した記事をご紹介します!
「君の住む街」関取花を聴くと元気になれると話題に!つい口ずさんでしまう歌詞にも注目♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
関取花というシンガーソングライターをご存じでしょうか?彼女の楽曲「君の住む街」が話題になっています。思わず口ずさんでしまう歌詞を中心にご紹介します!
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